BURNING OATH

BURNING OATH（バーニング・オース）

BURNING OATHは、2012年に日本のロックバンドANTHEMが発表したアルバムであり、彼らの再結成後にリリースされた7枚目のスタジオアルバムで、全体では14枚目の作品です。本作は、ユニバーサルミュージックに移籍後、最初にリリースされたアルバムで、音楽的な転機を象徴する重要な作品でもあります。

アルバムのリリース情報

BURNING OATHは、特典DVD付きの初回限定盤と通常版の2種類で発表されました。初回限定盤には特に貴重な映像素材が含まれており、ファンにとって魅力的なアイテムとなっています。また、SHM-CD仕様でのリリースも行われ、音質にもこだわったものとなっています。バンドはこのアルバムを発表するにあたり、再結成後の集大成としての意義を持たせており、各曲にメンバーそれぞれの情熱が込められています。

先行シングル「Evil One」

このアルバムの先行シングルとしてリリースされた「Evil One」は、2012年9月26日に発売され、アルバムのプロモーションにおいて重要な役割を果たしました。この楽曲は、他の収録曲と同じくメンバーの強い思いが詰まったものであり、特にエッジの効いたサウンドが評価されました。シングルに伴って行われたプロモーション活動やライブパフォーマンスは、バンドにとって大きな盛り上がりを見せ、ファンとの絆を深める機会となったことでしょう。

アルバムの収録内容

BURNING OATHには、以下のような楽曲が収められています。

• - EVIL ONE
• - UNBROKEN SIGN
• - OVERTURE（Instrumental）
• - ON AND ON
• - GET AWAY
• - STRUGGLE ACTION
• - GHOST IN THE FLAME
• - DOUBLE HELIX（Instrumental）
• - FACE THE CORE
• - LIFE AND CRIME
• - DANCE ALONE

作詞は主に柴田直人が担当し、特定のトラックでは清水昭男も作曲に参加しています。特に、8曲目、11曲目、12曲目は清水が手掛けており、彼の音楽的なスタイルが色濃く反映されています。アルバムの中には、インストゥルメンタルのトラックも含まれ、聴き手にさまざまな音楽体験を提供しています。

参加メンバー

このアルバムには、以下のメンバーが参加しています。

• - 柴田直人：ベース、作詞、作曲
• - 坂本英三：ボーカル
• - 清水昭男：ギター、作曲
• - 本間大嗣：ドラム（M6のみ参加）
• - 田丸勇：ドラム（本間大嗣が長期休養のためにサポート担当）

これらのメンバーは、アルバムの制作においてそれぞれの役割を果たしましたが、特に坂本はツアー終了後に再びバンドから脱退することになり、彼の歌声を最後にアルバムで聴くことができた作品ともなりました。

総括

BURNING OATHはANTHEMにとって、再結成後の意義深い一枚であり、ファンにとっても特別なアルバムです。この作品を通じて、バンドの音楽的な進化やメンバーの個性が色濃く表現されており、長年のファンから新たに聴く人にとっても楽しめる内容となっています。彼らの音楽の旅の中で、このアルバムが持つ重要性は今後ますます評価されていくことでしょう。

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