Behind the blue

ルルティアのミニアルバム『Behind the blue』は、2010年10月7日にリリースされた、彼女にとって3作目の作品です。全楽曲の作詞作曲をルルティア自身が行い、その繊細な感性と独特の世界観が凝縮されています。

編曲には、ルルティア本人のみならず、佐藤鷹氏も参加。それぞれの楽曲に、異なる魅力が与えられています。多様なアレンジによって、楽曲の新たな側面が引き出されている点が、このアルバムの大きな特徴と言えるでしょう。

収録されている楽曲は、タイトル曲である『Behind the blue』をはじめ、美しくも切ないメロディーが印象的な『Rainbow』、そしてジャジーなアレンジが施された『花綴り (silky jazz ver)』など、バラエティに富んだ内容となっています。さらに、『夢蛍 (candle night remix)』や『Rainbow (alegria dance remix)』といったRemix音源も収録されており、オリジナルとは異なる魅力を楽しむことができます。

特に『Behind the blue』は、アルバムのタイトルにもなっている重要な楽曲です。彼女の心情や世界観を象徴するような、深いメッセージが込められています。静謐なメロディーと、心を揺さぶる歌詞は、リスナーの心に深く刻まれることでしょう。一方、『Rainbow』は、希望に満ちた明るい曲調が魅力です。聴く者の心を晴れやかにするような、ポジティブなエネルギーに溢れています。

また、『花綴り (silky jazz ver)』は、オリジナルとは異なるジャジーなアレンジが施されており、より洗練された雰囲気となっています。しっとりとした大人の魅力が感じられ、落ち着いた時間を過ごしたい時に最適な一曲です。

Remix音源は、それぞれの楽曲の魅力をさらに引き立てるものとなっています。『夢蛍 (candle night remix)』は、幻想的な雰囲気を増し、『Rainbow (alegria dance remix)』は、ダンスミュージックとしての魅力が際立っています。『Behind the blue (midnight story remix)』と『LAST DAY (autumn moon remix)』は、それぞれ夜と秋の情景が感じられるアレンジで、オリジナルとは全く異なる魅力を楽しむことができます。

そして、『Behind the blue (Instrumental)』と『Rainbow (Instrumental)』では、ボーカルを取り除いたインストゥルメンタルバージョンが収録されています。楽曲の構成やメロディーラインをじっくりと味わいたい方におすすめです。

『Behind the blue』は、ルルティアの音楽性を多角的に楽しめる、充実したミニアルバムです。オリジナル楽曲とRemix楽曲のバランス、そしてそれぞれの楽曲のクオリティの高さが、このアルバムの大きな魅力となっています。ルルティアの繊細な感性と、多様な音楽性が融合した『Behind the blue』は、多くのリスナーを魅了し続けるでしょう。

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