Boom Word Up

w-inds. 15周年記念シングル「Boom Word Up」：新たなステージへの第一歩

2016年、デビュー15周年を迎えたダンス＆ボーカルユニットw-inds.が、その節目を飾るシングルとして発表したのが「Boom Word Up」です。2016年5月3日、FLIGHT MASTERよりリリースされたこの楽曲は、グループの新たな一面と、長年のファンへの感謝が凝縮された、記念すべき36枚目のシングルとなりました。

この楽曲は、まずその発表方法が話題を呼びました。15周年を記念したライブが、2日間にわたって両国国技館で開催されました。熱狂的なライブのアンコール、興奮冷めやらぬ観客たちの前に、この新曲が初披露されたのです。サプライズとして発表されたリリース情報は、会場全体をさらに大きな熱気に包み込みました。まさに、ファンにとって忘れられない瞬間となったことでしょう。

「Boom Word Up」は、w-inds.のこれまでの音楽性と、進化した表現力の融合と言えるでしょう。力強くもキャッチーなメロディー、洗練されたダンスパフォーマンス、そして、メンバーそれぞれの成長が感じられるボーカルは、聴く者の心を掴んで離しません。単なる記念作品ではなく、グループの更なる飛躍を予感させる、意欲的な楽曲と言えるでしょう。

カップリング曲には「ヒマワリ」が収録されています。この楽曲は、w-inds.の初期作品を数多く手掛け、グループの音楽性に大きな影響を与えた葉山拓亮氏との、約8年ぶりのコラボレーション作品です。アルバム『Seventh Ave.』収録の「Hand in Hand」以来となるこのタッグは、初期のファンにとって、懐かしさと共に大きな喜びをもたらしたと言えるでしょう。「ヒマワリ」は、初期w-inds.の楽曲を彷彿とさせる、どこかノスタルジックで、それでいて現代的な感性も取り入れた、バランスの取れた楽曲に仕上がっています。

シングルは、初回盤A、初回盤B、通常盤の3形態で発売されました。それぞれの形態には、異なる特典が用意され、コレクター心をくすぐる仕様となっています。それぞれの形態に収録されている映像作品や、ブックレットなどの内容は、公式サイトなどで確認できます。

「Boom Word Up」は、単なる1枚のシングルとしてだけでなく、w-inds.の15周年という大きな節目を象徴する作品として、そして、グループの新たなステージへの第一歩として、長く記憶に残る作品となりました。デビューから15年を経た彼らが、これからも音楽シーンを牽引していくことを予感させる、まさに記念碑的なシングルと言えるでしょう。YouTubeでは、ミュージックビデオも公開されていますので、ぜひ一度ご覧ください。

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