アルバム『break the rules』の概要
『break the rules』(ブレイク・ザ・ルールズ)は、日本の著名な女性
歌手である
安室奈美恵の5枚目のオリジナル
アルバムで、彼女の音楽キャリアにおいて重要な一枚となっています。この
アルバムは、彼女の復帰後2枚目の作品であり、前作『
GENIUS 2000』から約11ヶ月という短い期間でリリースされました。特筆すべきは、本作が
小室哲哉と
ダラス・オースティンの共同プロデュースによるものであることです。彼らの合作は洋楽のセンスを感じさせ、
安室奈美恵が持つ歌声と相まって、聴く者を引き込む力があります。本作のリリース後、安室は小室プロデュースから独立することとなり、この
アルバムがその契機となりました。
初回盤と収録内容
初回限定盤にはスリーブケース仕様が施されており、ファンにとっては見逃せないアイテムとなっています。
アルバムには多くの魅力的なトラックが収められており、特に
シングルカットされた楽曲やCMソングとしても起用された楽曲が多彩に揃っています。
収録曲の詳細
1.
RULE 8AM - [0:28]
作曲・編曲:
小室哲哉
インストゥルメンタル。
2.
no more tears - [5:43]
作詞・作曲・編曲:
小室哲哉
後に19th
シングルとして
リカットされ、
コーセーのCMソングとしても使用されました。
3.
better days - [4:21]
作詞:ゲイリー・ホワイト(日本語訳詞:
工藤順子)
作曲・編曲:
ダラス・オースティン。
4.
break the rules - [3:59]
作詞・作曲・編曲:
小室哲哉
アルバムのタイトル曲として存在感を示しています。
5.
LOOKING FOR YOU - [4:35]
作詞・作曲・編曲:
小室哲哉
海外のアーティストのセンスも感じさせます。
6.
PLEASE SMILE AGAIN (Album Mix) - [4:41]
アルバムバージョンであり、18th
シングルの再アレンジです。
7.
never shoulda - [4:20]
作詞:
ダラス・オースティン、ジャスパー・キャメロン(訳詞:
工藤順子)
作曲・編曲:
ダラス・オースティン。
8.
CROSS OVER (Album Mix) - [5:00]
18th
シングルのカップリング曲からの
アルバム版。
9.
GIRLFRIEND - [4:11]
作詞:
ダラス・オースティン、デブラ・キリングス(訳詞:
工藤順子)
この曲も見逃せない人気のトラックです。
10.
NEVER END (Album Mix) - [6:25]
17th
シングルの
アルバムバージョン。
11.
think of me - [4:41]
作詞:
ダラス・オースティン(訳詞:
工藤順子)
後に19th
シングルとしてもリリースされています。
12.
RULE 8PM - [0:32]
インストゥルメンタル。
13.
HimAWArI - [4:44]
アルバムの中でも特にファンからの支持が高い名曲です。
14.
no more tears REMIX
リミックス:
ジュニア・ヴァスケス、GOMI
後にアナログ盤でリリースされました。
参加ミュージシャン
本
アルバムには、
安室奈美恵自身のボーカルの他、様々なミュージシャンが参加しており、音楽的な多様性が確保されています。 具体的には、
音楽プロデューサーの
小室哲哉が重要な役割を担い、アレンジャーや多くのバックグラウンドボーカリストが参加しています。このような協力により、楽曲はさらにリッチで深みのある仕上がりとなっています。
結論
『break the rules』は、
安室奈美恵の音楽的な成長を象徴する
アルバムであり、彼女のファンにとっても特別な意味を持つ作品です。この
アルバムを通して、
安室奈美恵の新しい一面や成長を感じることができるでしょう。