Breath From The Season 2018〜Tribute to TOKYO ENSEMBLE LAB〜

角松敏生のセルフカバー・アルバム『Breath From The Season 2018～Tribute to TOKYO ENSEMBLE LAB～』

2018年4月25日にリリースされた角松敏生2作目のセルフカバーアルバム『Breath From The Season 2018～Tribute to TOKYO ENSEMBLE LAB～』は、彼のキャリアを彩る楽曲たちをジャズアレンジで再解釈した意欲作です。角松敏生自身の代表曲9曲に加え、3曲のカヴァー楽曲が収録されており、新たな魅力で蘇った名曲の数々が堪能できます。

ジャズアレンジによる楽曲の変貌

このアルバムでは、角松敏生の楽曲が、洗練されたジャズアレンジによって新たな息吹を吹き込まれています。原曲の持つメロディーラインや情感はそのままに、ジャズの豊かな表現力によって楽曲はより深みのあるものへと昇華。聴き慣れた楽曲も、新鮮な驚きと感動を与えてくれます。特に、宮哲之氏、前田憲男氏、中島徹氏といった実力派アレンジャー陣によるブラスアレンジは、楽曲に華やかさと奥行きをもたらしています。

収録内容

アルバムには、角松敏生自身の代表曲である「Lady Ocean」、「SHIBUYA」、「I'LL CALL YOU」、「RAIN MAN」、「Have some fax」、「Gazer」、「Can't You See」、「AIRPORT LADY」に加え、カヴァー曲として「Nica's Dream」、「TAKE YOU TO THE SKY HIGH」、「A Night in New York」、「Morning After Lady」が収録されています。それぞれの楽曲は、ジャズアレンジによって新たな魅力を引き出し、角松敏生の音楽性の幅広さを示すものとなっています。

初回生産限定盤の特典

初回生産限定盤には、アルバム制作の裏側に迫る貴重な映像が収録されたBlu-ray Discが付属しています。このBlu-ray Discには、インタビュー映像やレコーディング風景などが収録されており、制作過程を垣間見ることができる貴重な資料となっています。ファン必携のアイテムと言えるでしょう。

セルフ・ライナーノーツ

アルバムには、角松敏生自らが執筆したセルフ・ライナーノーツが付属しています。このライナーノーツでは、楽曲制作への想いや、それぞれの楽曲へのこだわりなどが赤裸々に語られており、リスナーは楽曲への理解をさらに深めることができます。楽曲をより深く理解したいリスナーにとって、読み応えのある内容となっています。

まとめ

『Breath From The Season 2018～Tribute to TOKYO ENSEMBLE LAB～』は、角松敏生というアーティストの幅広い音楽性と、熟練の技術が凝縮された傑作です。ジャズアレンジによって生まれ変わった名曲の数々は、長年彼の音楽を愛してきたリスナーはもちろんのこと、初めて彼の音楽に触れるリスナーにとっても、大きな感動を与えるに違いありません。このアルバムを通して、角松敏生の音楽世界を存分にご堪能ください。

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