C.C.リー

C.C.リー - 台湾出身のプロ野球選手

C.C.リー（本名：李 振昌）は、1986年10月21日に台湾の澎湖県で生まれたプロ野球選手です。彼は主に投手として活躍しており、現時点ではCPBLの中信兄弟に所属しています。特に、彼は台湾代表選手としてのキャリアにも恵まれており、アジア競技大会やオリンピック、さらにはワールド・ベースボール・クラシック（WBC）など多くの国際大会での経験を持っています。

経歴

プロ入り前

リーはプロ入り前、特に2006年のドーハアジア競技大会ではチャイニーズタイペイ（台湾）代表として活躍し、チームの初優勝に貢献しました。その後、2008年には北京オリンピックの代表にも選ばれました。

インディアンス時代

2008年にクリーブランド・インディアンスとマイナー契約を結びました。リーはその後、マイナーリーグでの活躍を果たし、特にA+級キンストン・インディアンスでの45試合登板は注目されました。2013年にはメジャー初昇格を果たし、カンザスシティ・ロイヤルズとの試合でデビュー。その後も活躍は続き、2014年には37試合に登板し、メジャー初勝利を挙げました。2015年もAAA級コロンバスでの成績を残しましたが、メジャーでの出番は限られました。

西武時代

2015年11月、リーは埼玉西武ライオンズに移籍し、背番号54を背負いました。2016年の開幕戦において、彼は初登板を果たし、期待が高まったものの、後に成績が伸び悩みました。その結果、オフに自由契約となりました。

中信兄弟時代

2018年にCPBLの中信兄弟からドラフト一位で指名を受け、入団。1年目から守護神として26試合に登板し、防御率1.42という素晴らしい成績を記録しました。2019年には怪我に悩まされつつも、シーズンを戦いました。2020年には51試合に登板し、リーグ最多タイの23セーブを達成しました。2021年には副キャプテンに就任し、自己最多の53試合に登板し、防御率も2.42を記録しました。

投球スタイル

リーの特徴は、サイドスローから平均92-93mph（約148-150km/h）のツーシームを投げるところです。さらには平均82-83mph（約132-134km/h）のスライダーも武器にしており、主にリリーフとしての起用が多いです。彼はマイナーリーグで最速98mph（約158km/h）も記録しています。

その他の情報

リーは国際大会にも多く出場しており、過去のアジア競技大会、オリンピック、WBCの代表選手として活躍しています。彼の成績や経験は台湾の野球界において非常に重要な役割を果たしており、今後の活躍にも期待が寄せられています。

もう一度検索