CBC小嶋賞

CBC小嶋賞：CBCの発展に貢献した功績を称える賞

CBC小嶋賞は、中部日本放送（CBC）の更なる発展と地域社会への貢献を目的として1989年10月1日に創設された賞です。元CBC代表取締役会長の小嶋源作氏が会長を退任し常任相談役に就任したことを機に、同氏が寄託した資金を基に設立されました。毎年12月15日、CBCの創立記念日に授賞式が行われ、放送や事業活動に貢献した個人や団体に奨励金が贈呈されます。

小嶋源作氏は、日本の民間放送第1号であるCBCの開局に携わり、日本の民間放送の発展に多大な貢献を果たした人物として知られています。CBC小嶋賞は、その小嶋氏の精神を受け継ぎ、CBCの理念である地域社会への貢献を体現する個人や団体を顕彰するものです。

受賞者の多様性：放送、スポーツ、芸術、文化など様々な分野からの受賞者

CBC小嶋賞の受賞者は、放送業界のみならず、スポーツ、芸能、芸術、文化、学術など多様な分野にわたります。長年にわたりCBCの番組に出演し親しまれてきたタレントや、CBCの番組制作に携わったスタッフ、地域社会に貢献した著名な文化人、スポーツ選手などが受賞しています。

例えば、長寿ラジオ番組のパーソナリティとして親しまれたタレントや、人気テレビ番組の制作に携わったスタッフ、地域文化の発展に貢献した学者、プロ野球選手やボクサーなど、CBCと深く関わりのある様々な人物が受賞しています。また、CBCがスポンサーとして関わったイベントや番組にも貢献した団体なども受賞対象となっています。

以下に、過去の受賞者の一部をご紹介します。

浅井岈一氏（名古屋市博物館顧問）： 長年に渡るラジオ番組への貢献
新間正次氏（タレント）： ラジオ番組「ラジオ朝市」への長年の貢献
高木守道氏（プロ野球解説者）： 中日ドラゴンズへの貢献
鎌田吉三郎氏（タレント）： テレビ番組「天才クイズ」への貢献
薬師寺保栄氏（プロボクサー）： WBC世界バンタム級王座統一戦での勝利
つボイノリオ氏（タレント）： ラジオ番組「つボイノリオの聞けば聞くほど」への貢献
板東英二氏（タレント）： CBCプロ野球解説者としての貢献
中村メイコ氏（タレント）、畑嶺明氏（脚本家）： ラジオ番組、ドラマへの貢献
林家こぶ平氏（落語家）、夏川りみ氏（歌手）： テレビ番組への貢献
中部ゴルフ連盟（団体）： ゴルフトーナメント「中日クラウンズ」への貢献
キユーピー株式会社（団体）： 「キユーピー3分クッキング」への貢献
松坂屋（団体）： 「カトレヤミュージック」への貢献
杉原輝雄氏、石川遼氏（プロゴルファー）： 「中日クラウンズ」への貢献
市川森一氏（脚本家）、あきやまただし氏（絵本作家）： CBCへの貢献
パナソニック（団体）： 長寿番組「歌のない歌謡曲」への貢献
川田太三氏（ゴルフ評論家）： 「中日クラウンズ」テレビ中継への貢献
三宅裕司氏（喜劇俳優）： 健康番組への長年の司会業
有働誠次郎氏（音楽プロモーター）、北川悦吏子氏（脚本家）： 音楽文化、ドラマ制作への貢献
東貴博氏、友近氏（タレント）： テレビ番組への貢献
山田久志氏、木俣達彦氏（野球解説者）： プロ野球中継への貢献
* 北野誠氏（タレント）： ラジオ番組への貢献

これらの受賞者たちは、それぞれの分野で卓越した才能と熱意をもってCBCと関わり、地域社会の発展に貢献しました。CBC小嶋賞は、こうした功績を称え、今後の発展を促す役割を果たしています。

CBC小嶋賞の意義：地域社会への貢献を促進する賞

CBC小嶋賞は、単なる表彰にとどまらず、CBCの更なる発展と地域社会への貢献を促す役割を担っています。受賞者たちの功績は、地域社会に大きな影響を与え、人々の生活を豊かにするものです。

CBC小嶋賞は、今後ともCBCの発展と地域社会への貢献に大きく寄与する個人や団体を顕彰し続け、地域社会の活性化に貢献していくでしょう。

もう一度検索