CIVILIAN (バンド)

CIVILIAN：インディーズからメジャーへ、進化を続けるロックバンドの軌跡

2008年2月、ボーカル＆ギターの小山を中心に結成されたCIVILIAN。当初はバンド名もなく活動を始め、名古屋での初ライブを経て、自主制作ながら完売するデモ音源をリリースするなど、地道な活動を重ねていきます。2009年にはバンド名を「Lyu:Lyu」に改め、本格的な活動を開始。精力的なライブ活動や、タワーレコード限定シングルリリース、自主企画イベント開催などを通じて、着実にファン層を拡大していきました。

Lyu:Lyu時代には、ミニアルバムやフルアルバムのリリース、更には配信限定シングルとして、石ノ森章太郎の漫画作品『サイボーグ009』のアメリカ版主題歌も担当するなど、その音楽性は多様な方向へ広がりを見せていました。この間、小山は小説の連載も開始し、音楽活動と並行して創作活動を展開。バンドの活動は、楽曲制作にとどまらず、小説、ミュージックビデオ、そしてライブパフォーマンスと、多角的に表現の場を広げていきました。

2013年にはSPACE SHOWER MUSICより、初のフルアルバム『君と僕と世界の心的ジスキネジア』をリリース。ジャケットイラストは、絵で音楽に携わる「フクザワ」が担当し、独特の世界観を表現しました。そして、2016年7月18日、バンド名を「CIVILIAN」へと改名。同年11月23日には、Sony Music Recordsよりシングル「愛/憎」でメジャーデビューを果たします。

メジャーデビュー後もCIVILIANは精力的に活動を展開。「愛/憎」はドラマの主題歌に起用され、その後もアニメ主題歌への抜擢や、ラジオ番組のレギュラー出演、全国ツアーなど、その活動規模はさらに拡大していきます。ミュージックビデオには篠原ともえが出演、監督も務めた作品もあり、多様な表現に挑戦する姿勢は、メジャーデビュー後も変わることなく継続されています。

CIVILIANは、独自の音楽性と活動スタイルで、多くのファンを獲得。インディーズ時代から培ってきた経験と、メジャーデビュー後のチャレンジ精神が融合した、彼らの音楽はこれからも進化を続けていくことでしょう。

バンドの歩みを彩る、主要作品と活動

Lyu:Lyu時代 (2009年～2016年): 数々のミニアルバム、フルアルバムをリリース。自主企画イベントも積極的に開催し、着実なファン獲得と音楽的成長を遂げました。
メジャーデビュー後 (2016年～): シングル「愛/憎」でSony Music Recordsよりメジャーデビュー。その後もアニメ主題歌、ドラマ主題歌に楽曲が起用され、全国ツアーも実施。ラジオ番組のレギュラー出演など、多様な活動を通じて幅広い層に存在感を示しています。
特徴的な活動: 小山による小説の執筆連載、他アーティストとのコラボレーション、独特なアートワークを施したCDジャケット、そして、ミュージックビデオ制作への積極的な関与など、音楽以外の表現活動も積極的に行っています。

CIVILIANを語る上で欠かせない要素

メンバーの個々の才能: 各メンバーの音楽的才能と表現力は、CIVILIANの独自性を生み出している重要な要素です。特に、ボーカル＆ギターの小山は、作詞作曲能力だけでなく、小説家としての側面も持ち合わせており、CIVILIANの活動全体を多角的に牽引しています。
変化と継続: バンド名の変更やメジャーデビューといった大きな変化を経ながらも、インディーズ時代から培ってきた自主制作精神や、多様な表現方法への挑戦という姿勢は一貫して継続されています。
ファンとの距離感: 自主企画イベントや、積極的なSNSでの発信など、ファンとの距離感を大切にしている点も、CIVILIANを特徴付ける要素です。

CIVILIANは、音楽シーンにおいて、独自の世界観を確立し、進化を続けるロックバンドです。彼らの今後の活動に、ますます目が離せません。

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