CO CO RO

シングル「CO CO RO」について

「CO CO RO」（コ・コ・ロ）は、1987年にデビューしたアイドルグループ光GENJIの10枚目のシングルです。この楽曲は1990年8月18日にポニーキャニオンからリリースされました。このシングルは、光GENJIのデビュー3周年を記念して発表されたもので、彼らの人気を支える一つの重要な作品として位置付けられています。

曲の特徴とメッセージ

「CO CO RO」の大きな特徴は、力強いドラムパートです。イントロから曲の要所にかけて、ドラムが印象的に響き渡り、リスナーを引き込むような動的な演奏が展開されています。歌詞は、友人に向けたメッセージ性を持っており、特に自らを見失い、行き詰まっている同性の友人に初心を思い出すように激励しています。このような友情と励ましをテーマにした歌詞は、多くのリスナーに共感を呼ぶ要素となっています。

この曲は元々、別のグループである少年隊のシングル曲として制作される予定でした。しかし、楽曲のイメージが光GENJIには合わないとの判断により、最終的には光GENJIの名義でリリースされることとなりました。こうした背景が楽曲の独自の色合いを醸し出しています。

紅白歌合戦でのハプニング

光GENJIはこのシングルを1990年の第41回NHK紅白歌合戦で披露しましたが、その際に少々のハプニングが発生しました。曲の終盤では、次の出演者である中山美穂の曲「愛してるっていわない!」のテロップが一瞬画面に現れるという珍事がありました。このハプニングは、観客や視聴者の間で話題になり、記憶に残るパフォーマンスとなりました。

売上記録

このシングルの売上は公称で20.6万枚です。この数値は、光GENJIが当時非常に人気のあったアイドルグループであったことを物語っています。彼らは、多くのヒット曲を持ち、この「CO CO RO」もその中の一つとしてファンによく知られています。

収録曲

シングル「CO CO RO」には以下の曲が収録されています：
1. CO CO RO
作詞: 森浩美、作曲: 馬飼野康二、編曲: 船山基紀、コーラス編曲: 椎名和夫
2. みつめていたい
作詞・作曲: 大江千里、編曲: 佐藤準
「みつめていたい」は、フジテレビ系「ひらけ!ポンキッキ」の挿入歌として使用されていました。

「水の惑星」ともにシングルカットの候補に挙がっていましたが、最終的には選ばれませんでした。このように、「CO CO RO」は光GENJIの楽曲の中でも特に象徴的な作品として、今なお多くの人に親しまれています。

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