CODED ARMS CONTAGION

CODED ARMS CONTAGION

『CODED ARMS CONTAGION』は、2007年9月にコナミからリリースされたPlayStation Portable用のファーストパーソンシューティングゲーム（FPS）です。このゲームは、その前作から大幅に進化しており、新しいシングルプレイとマルチプレイの要素が特徴です。

概要

前作からの変更点

本作では、シングルプレイ においてこれまでのランダムマップ生成が廃止され、ミッションごとに固定のステージ構成が採用されました。この変更により、プレイヤーは特定のミッションに対して戦略を練ることが可能になり、より深みのあるゲーム体験が提供されています。また、マルチプレイに関しては、インフラストラクチャーモードに対応し、全国のプレイヤーと頻繁に対戦することができるようになり、最大8人での対戦が可能になっています。さらに、従来のルールであった『キープザマーク』は廃止され、新たに『チームデスマッチ』が追加されました。

ストーリー背景

ゲームの背景では、開発段階で廃止された軍事用の戦闘シミュレーター「A.I.D.A」が、世界中のネットワークに拡散してしまったという設定があります。進化を続けた「A.I.D.A」は膨大なデータを蓄積し、巨大なデータ格納庫へと成長しました。この不安定なシステムにアクセスするためには、ハッカーたちが自らの身体をデジタル化しなければならず、高い危険性を伴っていました。それでも多くのハッカーたちは、名声と富を求めて敢えて「A.I.D.A」への不法アクセスを試みています。彼らは「コーデッド」と呼ばれ、挑戦を続けることで「A.I.D.A」の制御にも成功しました。

この問題が引き起こす不安定さは、システムをオンラインに戻すための最終実践テスト中に特に顕著になりました。特殊エージェントのジェイコブ・グラント少佐は、再起動した「A.I.D.A」システムの評価のために投入されたエリート部隊の一員で、実践的なテストを開始していきました。しかし、すぐに「A.I.D.A」内部が危険な状況であることが明らかになりました。

シングルプレイミッション

シングルプレイモードには複数のミッションが用意されており、プレイヤーは各ステージで異なる目標を達成する必要があります。例えば、ミッション0では基本操作が説明され、ミッション1から13まではそれぞれ異なるシナリオが展開されていきます。ミッション名には、『プラグイン』『途絶えた交信』『デッドセクター』など、物語の進行に合わせた題材が設定されています。

マルチプレイルール

マルチプレイには、いくつかのルールが存在します。デスマッチでは、全員が敵同士となり撃ち合うことで、リスポーンしながら戦い続けます。サバイバルモードでは、倒された場合にゲームオーバーとなり、一発勝負の緊迫した状況が待ち受けています。そして、チームデスマッチでは、プレイヤーが2つのチームに分かれ、協力しながら戦闘を繰り広げます。

このように、『CODED ARMS CONTAGION』は多元的なプレイスタイルと豊富なストーリー要素を兼ね備え、プレイヤーに緊張感と興奮を提供するタイトルとなっています。

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