COLDFEET

COLDFEETについて

COLDFEET（コールドフィート）は、日本の音楽シーンで独特の存在感を放つ音楽ユニットであり、音楽プロデューサーでもあります。1998年、彼らはシングル「Pussyfoot」をリリースし、SMARからメジャーデビューを果たしました。デビュー以来、彼らはその独創的なビジュアルと音楽スタイルで注目を浴び、特にドラムンベース、ブレイクビーツ、ハウスミュージックを融合させた音楽が特徴です。

メンバーのプロフィール

COLDFEETは二人のメンバーから構成されています。ひとりはWatusi（ワトゥシ）、彼はプログラミング、ベース、ギター、編曲、DJとして活動し、音楽プロデューサーとしても成功を収めています。彼はまた、Mr.ChristmasやTANGOSといった他の音楽ユニットにも所属しており、その音楽シーンでの経験がCOLDFEETのサウンドを形成する要素となっています。

もうひとりのメンバーはLori Fine（ローリー・ファイン）で、彼女はボーカル、作詞、作曲、キーボードを担当しています。アメリカ人の父と日本人の母を持ち、英語を母国語とする彼女は、COLDFEETの楽曲作りにおいて重要な役割を果たしています。彼女はWatusiとの共作のほか、多くの楽曲の作詞・作曲を手掛けており、彼女の歌唱はすべて英語で行われています。

音楽活動と影響

COLDFEETは音楽ユニットとしてだけでなく、音楽プロデューサーチームとしても広く活動しています。中島美嘉、hiro、BoA、CHEMISTRY、V6、安室奈美恵など、多数のアーティストに楽曲を提供し、特に中島美嘉とは彼女のデビュー以来、彼女の全アルバムに関わってきました。Lori Fineの名義で楽曲を提供しつつも、アレンジやプロデュースのクレジットはCOLDFEET名義で統一されています。こうしたスタイルにより、彼らは多くのクラブヒットを生み出してきました。

近年の活動

COLDFEETは2019年8月に11年ぶりのオリジナル・アルバム『Core』を発表しました。このアルバムは、彼らの進化を示す重要な作品となり、ファンからも高い評価を受けています。また、彼らのディスコグラフィーにはCDシングル、CDアルバム、アナログ、配信音楽など、さまざまな形式の音源が含まれています。特に、シングルのカップリング曲やアルバム曲に多くの提供作品がある点が特徴です。

エピソード

興味深いエピソードとして、Loriはm-floのアルバムにおいて機内アナウンス風の英語によるナレーションを担当しており、これがファンの間で話題となっています。また、COLDFEETのデビュー10周年を記念したアルバム「TEN」には、m-floの☆Taku Takahashiによるオープニングナレーションのパロディが収録されています。

最後に

COLDFEETは日本の音楽シーンにおいて、革新的なサウンドと魅力的なコラボレーションで多大な影響を与えてきたユニットです。彼らの音楽とともに、今後の活動にも大いに期待が寄せられています。

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