CROSS GENE

CROSS GENE：韓国から世界へ羽ばたいたアイドルグループの軌跡

2012年6月、韓国でデビューしたCROSS GENE（クロスジン）は、個性あふれるメンバーで構成されたアイドルユニットです。それぞれのメンバーには「GENE（遺伝子）」を象徴するキャッチフレーズが付けられ、その魅力を際立たせていました。所属事務所はアミューズ、レーベルはユニバーサルミュージックジャパンと、日本での活動にも力を入れていました。日本の公式ファンクラブは、当初「CROSS GENE☆PLANET」としてスタートし、メンバーはファンのことを親しみを込めて「ぷーちゃん」と呼んでいました。2018年のカムバックを機にファンクラブ名は「candY」へと変更されています。

デビューから活動休止まで

デビュー曲「La-Di Da-Di」は、DJ FRANK Eによる楽曲提供、日本人ダンサーKENTO MORIによる振付と、国際的なコラボレーションによって制作されました。振付にはアジア各国の武術である座禅、空手、テコンドー、カンフーなどが取り入れられ、斬新なパフォーマンスが話題を呼びました。日本デビューは2013年3月13日、NTVドラマ「シェアハウスの恋人」の挿入歌「Shooting Star」で飾りました。

その後、精力的に活動を続け、日本や韓国で数々のコンサートを開催しました。コンサートタイトルにも「Cross U」「With U」「Rock U」など、ファンとの絆を大切にする彼らの姿勢が見て取れます。2013年から2018年にかけて開催されたコンサートは、彼らの成長と人気を証明するものです。韓国でのコンサート「Be Happy Together - X Mas Eve Night」、日本の「Be Happy Together - New Year Luv Night」など、ファンとの交流を深めるイベントも数多く行われました。

しかし、2019年には惜しまれつつも活動を休止。その過程において、メンバーの脱退も複数回ありました。

メンバー

グループには韓国人メンバーと中国人メンバーが在籍していましたが、活動期間中に脱退したメンバーもいます。

現在のメンバー:
SHIN（PRESH GENE）

元メンバー:
J.G（DESTINY GENE）：2013年1月脱退
CASPER（WILD CHIC GENE）：2017年8月31日脱退
TAKUYA（GORGEOUS GENE）：2018年12月10日脱退
SANGMIN（ORGANIC GENE）：2019年12月31日脱退
YONGSEOK（MYPACE GENE）：2019年12月31日脱退
* SEYOUNG（MIRACLE GENE）：2020年12月4日脱退

それぞれのメンバーは、グループに個性と魅力をもたらしました。それぞれの脱退の理由は公表されていませんが、メンバーそれぞれの将来への展望や、グループの活動方向性の違いなどが考えられます。

日本での活動とメディア出演

CROSS GENEは日本での活動にも力を入れており、日本のテレビ番組「クロスバトル」に出演するなど、積極的にメディア露出を行いました。また、公式ファンクラブを通じて、ファンとの交流を深めてきました。

まとめ

CROSS GENEは、短期間ながらも、韓国と日本の音楽シーンに大きな足跡を残しました。彼らの音楽、パフォーマンス、そしてファンとの交流は、多くの人の心に刻まれています。活動休止という決断は残念ではありますが、それぞれのメンバーの今後の活躍を期待したいところです。彼らの音楽は、今後も多くのファンを魅了し続けるでしょう。

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