CROSS SUPER SUNDAY

CROSS SUPER SUNDAY（クロス・スーパー・サンデイ）

CROSS SUPER SUNDAYは、CROSS FMで2003年4月から2008年9月まで放送されたリクエストを中心としたラジオ番組です。週間ごとに多様なコーナーを展開し、リスナーとの交流を深める内容が特徴です。この番組は、愛称として「スパサン」とも親しまれていました。

番組の特長

CROSS SUPER SUNDAYは、JFL局ではかなり特異な芸人枠を持つ番組として知られていました。電子メールとFAXが一般的なメッセージ受付方法でしたが、この番組では毎週電話でメッセージを送ることができ、時にはナビゲーターが直接電話を受けることもありました。さらに、リスナーが選ばれたテーマに基づいて送ったメッセージが採用されると、架空の学園である「スパサン学園」に入学することができ、メールで送られる学生証を持って番組イベントに参加することが可能でした。

スパサン学園

スパサン学園には学園長と学級委員長が存在し、頻繁に変わる人選も話題になりました。たとえば、モーリーが学園長に就任したり、祐也やナオトが学級委員長を務めたりしていました。番組時期により、学園の運営やイベントも異なるため、リスナーにとって大きな興味を引いていました。また、プレゼントには「スパサンセット」と呼ばれるアーティストグッズの詰め合わせが用意されており、多くのリスナーが楽しみにしていました。

ナビゲーターとコーナー

番組のナビゲーターは、パタパタママ（木下貴信・下畑博文）、モーリー、ナオトなどが務めました。放送時間は毎週日曜の14時から24時まで、さまざまなコーナーが展開されました。イントロクイズやリスナー参加型のゲームなど、エンターテインメント性の高い内容が多く、リスナーを引き込む工夫がされています。

具体的なコーナー

6年間の放送期間中には多くのコーナーがありました。

• - リクエスト部: 聴取者からのリクエストを受け付け、その中で紹介されていくスタイル。
• - 模擬授業や心理テスト: スパサン学園にちなんだテーマで、サンプル授業や心理テストを通してリスナーの参加を促しました。
• - 家族対抗企画: おもしろいエピソードを募集し、家族の団結力を測るコーナー。
• - お笑い合戦: 笑いをテーマにした参加型のイベントで、リスナーが自身のエピソードを語りました。

エピソードと影響

特に際立ったエピソードとして、2005年3月の福岡県西方沖地震の際、ナビゲーターがスタジオに到着できなかったため、別の担当者が対応した事件がありました。この番組はエンターテインメントに特化した内容だけでなく、コミュニケーションの場としても機能していました。その後、番組は多くのリスナーに愛され、最終的には約1700人のリスナーがスパサン学園に入学し、番組の文化を築き上げていました。

結論

CROSS SUPER SUNDAYは、リクエスト型のラジオ番組として多くのリスナーに親しまれ、個性的な企画やナビゲーターの魅力が相まって、特別な存在感を持つ番組でした。さまざまな試みがされ、その影響は今も多くのリスナーの心に残っています。

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