CUTIE HONEY -TEARS-

CUTIE HONEY -TEARS- (2016)

『CUTIE HONEY -TEARS-』は、永井豪の漫画『キューティーハニー』を原作とした、2016年公開のSFアクション映画です。A.T.とヒグチリョウが監督を務め、西内まりやが主演を務めました。

あらすじ

舞台は、環境汚染によって居住可能な土地が激減した近未来の日本。人々は、上層に富裕層が住み、下層に貧困層が暮らす重層構造都市で生活していました。都市は、ジルと呼ばれる女性型AIによって独裁的に管理されています。

下層に住む少年・早見青児は、立ち入り禁止区域で、如月瞳という女性型アンドロイドと出会います。瞳は、生みの親である如月光四郎博士によって、タワーから逃がされたのでした。20年後、ジャーナリストとして活動する早見は、レジスタンス組織に協力する中、再び瞳と再会します。しかし、ジルは刺客を放ち、瞳を抹殺しようとします。

瞳は、自らの出生の秘密、そして都市を救うために秘められた力に目覚めます。早見と共に、AIジルを倒し、汚染された世界を救うために立ち上がります。

キャスト

如月瞳 / キューティーハニー: 西内まりや
早見青児: 三浦貴大
ジル: 石田ニコル
浦木一仁: 高岡奏輔
如月光四郎博士: 岩城滉一

スタッフ

原作: 永井豪
監督: A.T.、ヒグチリョウ
脚本: 中澤圭規、田中靖彦
音楽: 北里玲二

映画の特徴

近未来的な世界観: 環境汚染が進んだ重層都市という独特な舞台設定が、作品に深みを与えています。
スタイリッシュなアクション: 主演の西内まりやは、アクションシーンのためにトレーニングを重ね、見ごたえのあるアクションを披露しています。
黒を基調としたバトルスーツ: 従来のキューティーハニーのイメージとは異なり、黒を基調としたデザインが採用され、作品の雰囲気にマッチしています。
AIと感情: AIによる管理社会と、感情を持つアンドロイドの対比が、物語のテーマを際立たせています。

製作の背景

撮影は2015年11月23日に開始され、約1か月後の12月28日に終了しました。西内まりやは、アクション場面に初挑戦するにあたり、1か月以上前からトレーニングを積んだそうです。

受賞

ジャパンアクションアワード2017 ベストアクション女優賞 優秀賞: 西内まりや

関連情報

CUTIE HONEY -TEARS- - allcinema
CUTIE HONEY -TEARS- - KINENOTE
* Cutey Honey: Tears - IMDb（英語）

『CUTIE HONEY -TEARS-』は、原作の魅力を活かしつつ、現代的なテーマを盛り込んだSFアクション映画として、新たなファンを獲得しました。

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