CUZSICK

CUZSICK（カズシック）

CUZSICK（カズシック）は、1973年3月10日生まれ、東北地方の宮城県仙台市を拠点に活躍しているラッパーです。彼は東北学院大学を卒業後、音楽活動に専念し、現在は株式会社シークエンスの代表取締役社長としても知られています。地域に根ざした活動を行いながら、多くのプロジェクトに関わってきました。

音楽キャリアと活動

CUZSICKは、地元のラジオ局「Date fm」や「KHB」といったメディアでの生放送番組を持ち、またファッション誌『COLOR』でも連載を展開しています。彼の音楽には、地域社会に対するメッセージや問題意識が強く表れています。特に、いじめやニート問題、政治と選挙に関するテーマを取り上げたラジオ番組も手掛けています。2005年には、オリジナルのCD「RAP SOUND BURGER」をリリースし、インディーズチャートで7位を記録したことが大きな話題となりました。

加えて、仙台市の選挙管理委員会の依頼によって、選挙啓発のためのラップソングも制作し、地域の活動にも積極的に参加しています。また、ケツメイシのDJ KOHNO|DJ_KOHNOが監修したコンピレーションCD「JOYRIDE」や、ユニット「Mess-Age Crew」としても活躍し、地域のラッパーたちと共演してきました。

影響力を持つ作品

2006年には、メジャーレコード会社R and Cと提携し「Mess-Age Records」を設立。この新しいレーベルからリリースしたアルバムには、仙台を象徴する名曲「青葉城恋唄21」を含む多彩なトラックが収められ、地域のシーンにおいても注目を集めました。その楽曲は仙台の様々なイベントやスポーツ試合でも使用され、多くの人々に親しまれています。

続く2007年には、Mess-Age Crewのアルバム「LOVE MY BLOCK」がリリースされ、全国放送のテレビ番組やCMでも使用され、さらにその名が広まりました。ここでの活動は、彼の音楽のみならず、地域密着型のブランド戦略の一環としても成功を収めました。

多彩な活動

CUZSICKは音楽活動だけでなく、プロデューサーとしても多くのプロジェクトを手がけており、2011年以降は震災後の宮城県において、ローカルのTVやラジオ番組の制作、演出なども行っています。また、エンターテイメントユニット「ガシァ」のプロデュースを通じて、地域の文化にも影響を与え続けています。

現在と未来

CUZSICKは、音楽、メディア、プロデューサーとしての多才な活動を通じて、東北地域のヒップホップシーンにおける重要な存在として知られています。彼は地域の実情を反映した音楽を通して、今後も多くの人々へメッセージを届けていくことが期待されています。CUZSICKのインスタグラムや公式ウェブサイトで最新の情報をチェックすることができます。

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