CAST

KAT-TUNのオリジナルアルバム『CAST』：3人体制初のフルアルバム

2018年7月18日、KAT-TUNは8枚目のオリジナルアルバム『CAST』をリリースしました。これは、フルアルバムとしては8作目、通算では9作目にあたります。前作『come Here』から約4年ぶり、そして3人体制となって初めてのオリジナルアルバムということもあり、多くのファンから注目を集めました。

『CAST』は、通常盤に加え、初回限定盤1と初回限定盤2の計3形態で発売されました。どの形態にも全17曲が収録されていますが、初回限定盤にはそれぞれ異なる楽曲が追加収録されています。

多彩な楽曲群

収録されている楽曲は、バラエティに富んだサウンドと歌詞が特徴です。亀梨和也主演のドラマ『FINAL CUT』の主題歌であるアップテンポなロックナンバー「FIRE STORM」をはじめ、ミディアムテンポのバラード「願い」、ダンスナンバー「DIRTY, SEXY, NIGHT」、そしてメンバーそれぞれが作詞や作曲に関わったソロ曲など、KAT-TUNの幅広い音楽性を堪能できる内容となっています。

楽曲制作には、国内外の多くのクリエイターが参加しており、Josef Melin、MiNE、Tommy Clint、Takuya Haradaなど、様々な音楽プロデューサーや作曲家が、楽曲に独自のカラーを与えています。作詞も、Shizuna Suzuki、Susumu Kawaguchi、KOMUなど、才能あふれる作詞家陣が担当しました。

各楽曲のクレジットを詳細に見ていくと、作詞・作曲・編曲の担当者が明示されており、楽曲ごとに異なる個性を感じることができます。例えば、「DIRTY, SEXY, NIGHT」はJosef Melinが作曲と編曲を担当し、力強いサウンドに仕上がっている一方、「MoonLight」はJovette Riveraが作詞・作曲を担当し、しっとりとしたメロディーが印象的な楽曲となっています。また、メンバーソロ曲である「One way love」(亀梨和也),「World's End」(上田竜也),「Marionation」(中丸雄一)は、それぞれの個性あふれる表現が魅力です。

さらに、リードトラックである「薫」は初回限定盤2のみに収録され、通常盤には「アイノオカゲ」が収録されるなど、それぞれの形態で異なる魅力が提供されています。

初回限定盤の特典

初回限定盤には、それぞれ異なるDVDが付属しています。初回限定盤1には「Unstoppable」のビデオクリップとメイキング映像が、初回限定盤2には、KAT-TUN3人が出演するドラマ仕立てのスペシャルムービー「CASTingビデオ・クリップ」と「薫」のメイキング映像が収録されています。「CASTingビデオ・クリップ」は、アルバムのテーマに沿った特別な演出が施されており、ファン必見の映像コンテンツと言えるでしょう。

まとめ

『CAST』は、3人体制となったKAT-TUNの新たな出発点となる、非常に重要な作品です。それぞれの楽曲の個性、豪華な制作陣、そして初回限定盤の特典映像など、多くの魅力が凝縮された、完成度の高いアルバムと言えるでしょう。KAT-TUNの音楽性を深く知りたい方、新たなKAT-TUNの魅力を発見したい方にとって、必聴のアルバムです。

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