Chateau Ameba

Chateau Amebaについて

概要

Chateau Ameba（シャトーアメーバ）は、東京都渋谷区神宮前にあるサイバーエージェントの所有するスタジオで、主にAbemaTVの番組制作に使用されています。2016年1月に新たなクリエイティブ拠点として設立され、そこでインターネットテレビ局「AbemaTV」が同年4月に開局しました。このスタジオは、6つの独自スタジオを備えており、様々なジャンルの番組を制作することができます。

このスタジオは、もともと高級フィットネスジムの入っていたビルを改装して使われており、過去にはMTV JAPANが居を構えていました。内部のデザインにおいては、木目を用いた温かみのある仕様が特徴で、ワイナリーをイメージしたインテリアが施されています。設計は著名な建築家である竹山聖が手掛け、総合クリエイティブデザイナーにはNIGO®が任命されています。

スタジオの構成

Chateau Amebaには全て生放送に対応した6つのスタジオが存在し、各スタジオはそれぞれの特色を持っています。以下に主要なスタジオを紹介します。

0st

「0st」は、大型の白ホリゾントスタジオで、テレビ朝日のスタジオと同様の照明設備が用意されています。

1st

「1st」は、ラジオブース風スタジオで、DJブースも設置されています。主にAbemaSPECIALチャンネルの『The NIGHT』に使用されています。

2st

「2st」は麻雀番組専用の配信スタジオで、麻雀卓が設置されています。天井は円形のバトンが組まれており、独自の配信環境が整っています。

3st

「3st」は、小型スタジオで、『声優と夜あそび』などで活用されています。

4st & 5st

これらはクロマキー合成に対応したスタジオで、壁が取り払われることで共通利用が可能です。4stは将棋チャンネルで使用されることもあります。

収録設備・スペース

Chateau Amebaには、メインのスタジオ以外にも多くの小規模スタジオが存在し、番組数の増加に伴って多様な収録が行われています。例えば、2階のミーティングルームは広めの設計で、過去には『椎名ぴかりんのヤッてみるニュース』などの収録も行われました。また、4階には合宿スペースや撮影用のフロアも設けられています。

その他の施設

Chateau Ameba内には、MAルーム、編集室、配信設備などの充実した設備が整備されています。楽屋は地下に20部屋用意されており、仮眠室やシャワー室も完備されています。フリースペースでは、クリエイティブな打ち合わせが可能です。また、特製のコーヒー「シャトーブレンド」も楽しむことができます。

Abema House

さらに、2018年8月には、Chateau Amebaの向かいに「Abema House」がオープンしました。この場所は、キャラクターショップを兼ねており、撮影前後に芸能人が立ち寄ることを想定して設計されています。顧客は、独特な内装や商品を楽しむことができます。

まとめ

Chateau Amebaは、進化するインターネットメディアの中で重要な役割を果たしているスタジオです。今後の新たなコンテンツや番組制作の拠点として、さらなる発展が期待されます。

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