Cold Rain

『Cold Rain』は、影山ヒロノブが2005年12月7日にLantisからリリースしたセルフカバー・アルバムです。このアルバムは、彼がこれまでにバンドなどで発表してきた楽曲や、野川さくらに提供した楽曲などをセルフカバーし、さらに新曲を加えた意欲作となっています。

アルバムのジャケットには、影山ヒロノブ自身による全曲の解説が掲載されており、各楽曲に対する彼の想いや制作背景を知ることができます。

収録曲と曲解説：

Cold Rain
Achilles
Little Wing
この世の果て〜Eden〜
定職を持たない若者、いわゆる「ニート」を励ますために作られた楽曲です。困難な状況に置かれている人々への応援歌として、彼の温かいメッセージが込められています。
Face
TRY FORCEの楽曲のセルフカバー。
Riding on a Time machine〜サイケデリック☆55
野川さくらに提供した楽曲のセルフカバーで、このアルバムのために歌詞が英語に変更されています。原曲とは異なる新たな魅力を引き出しています。
1981 Summer
Strings of Love〜運命の糸
JAM Projectの楽曲のセルフカバーで、原曲のリードボーカルは作詞者の松本梨香が担当しています。このアルバム用に歌詞が英語に変更され、国際的な響きを持つ楽曲へと生まれ変わっています。
Cry for the Earth
JAM Projectの楽曲のセルフカバーです。この楽曲の歌詞の一節が、アルバムの1曲目である「Cold Rain」のアイデアの元になったというエピソードがあります。
Brother
アコースティックギターとループ、そして歌のみで構成されたシンプルな楽曲です。影山の歌声が際立つ、心温まる一曲となっています。
Young & Innocent
レイジーの楽曲のセルフカバー。
In my Heart
JAM Projectの楽曲のセルフカバーで、原曲のリードボーカルは遠藤正明と坂本英三が担当しています。
JAM Projectの楽曲のセルフカバーについて
Little Wing
* 原曲のリードボーカルは奥井雅美が担当し、作詞も手掛けています。セルフカバー版では、原曲よりもテンポが少し落とされ、よりしっとりとした雰囲気に仕上がっています。

『Cold Rain』は、影山ヒロノブの音楽的なルーツと新たな挑戦が感じられる、聴きごたえのあるアルバムです。セルフカバーという形で、過去の楽曲に新たな命を吹き込み、自身の音楽の幅広さを示しています。

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