Collar×Malice(カラー×マリス)
『Collar×Malice』は、
アイディアファクトリーによって開発され、オトメイトが2016年にリリースした恋愛アドベンチャーゲームです。このゲームは新宿を舞台に、連続事件を解決する新人警察官の主人公と5人の男性キャラクターとのドキドキするストーリーが魅力です。略称は「カラマリ」として親しまれています。
概要
ゲームは2015年のオトメイトパーティーで初めて発表され、翌年に正式に発売されました。プレイヤーは、連続凶悪事件に対処する新人警察官となり、取り巻く様々な人物と共に事件解決に挑みます。5人の仲間はそれぞれユニークな特徴を持っており、彼らとの関係性が物語の重要な要素となっています。特筆すべきは、登場キャラクターたちのモチーフが数式に基づいて設計されている点です。また、日本国外でもAksys Gamesによってローカライズされているため、海外のファンにも親しまれています。
続編や関連作品も多く、2018年にはファンディスク『Collar×Malice -Unlimited-』が、2019年にはアニメ化もされています。舞台化もされており、様々なメディアで展開が見られます。
ストーリー
物語は、新宿区で発生した連続凶悪事件「X-Day事件」を背景に始まります。主人公である新人警察官は、地域のために尽力するが、ある夜、見知らぬ男たちに襲撃され、毒が内蔵された首輪をはめられてしまいます。絶体絶命の状況で、彼女の前に現れたのは、謎めいた男性たち。彼らは警察組織に所属していたが、独自に事件を追っているとのこと。首輪を外し、新宿を再生させるために、彼女は彼らと捜査を始めることに決めます。
登場人物
声 - なし(ゲーム)、
本渡楓(アニメ)
新宿署で働く21歳の新人警察官。自身の信念を持ち、事件を解決するために尽力します。
声 -
森田成一
元警視庁の刑事で、冷静さと正義感が強い28歳。細やかな観察力を持ち、周囲のメンバーをまとめる役割です。
声 -
梶裕貴
警視庁のSPで26歳。おっとりした性格の持ち主で、仲間たちを守る使命に尽力しています。
声 -
斉藤壮馬
23歳、元警察官で、裏表のない性格を持つ明るい青年。
声 -
浪川大輔
元サイバー犯罪対策課の24歳。切れ者ながら自己中心的な一面も持っています。
用語集
X-Day事件
新宿区で起きる連続凶悪事件を指し、犯行の前に予告がなされるのが特徴です。現場にはカウントダウンと共に特定の記号が残され、これは警察による不祥事を明るみにする声明とも結びついています。
首輪
主人公にかけられた首輪で、内蔵された毒によって彼女は常に死の危険にさらされています。
新宿区隔離処置
X-Day事件に伴い、新宿区は隔離区域として封鎖され、外部からのアクセスが禁止されました。これは、地域の治安を保つための措置とされています。
『Collar×Malice』は、深いストーリーと独特なキャラクターたちによって、多くのファンに愛され続けています。