Colorhythm

アルバム『colorhythm』の魅力

矢井田瞳の7枚目となるオリジナルアルバム『colorhythm』は、2008年3月5日に青空レコードからリリースされました。このアルバムのタイトルは、「color（カラー）」と「rhythm（リズム）」が組み合わさった造語であり、アルバム全体に色彩豊かな音楽とリズム感が満載です。

アルバムのリリースに合わせて、同年の3月から始まったライブツアー『COLOROCK』も注目されています。このツアー名は、「COLOR」と「ROCK」を組み合わせたもので、よりエッジの効いた音楽体験を提供しています。興味深いのは、ツアーではアルバムの収録曲が特定の順序で演奏され、全ての公演は「YES」で始まり、「.〜period〜」で締めくくられます。これにより、観客は一貫したストーリーラインと音楽の流れを体感できるようになっています。

収録曲とその背景

『colorhythm』には、さまざまなタイアップが絡む多彩な楽曲が収められており、その中でも特によく知られているのが、オープニングトラックである「YES」です。この曲は、矢井田がギターを弾きながらレコーディングされたもので、彼女の音楽的な実力を発揮する一曲となっています。

また、「恋バス〜colorhythm.ver〜」は特に特筆すべき曲で、TBS系列の音楽番組『クリスマスの約束』から生まれた小田和正との共作です。この楽曲は番組内でバンドアレンジとして披露され、視聴者からの反応も非常に好評を得ました。

それ以外にも、多くの曲がCMやテレビ番組のテーマソングとして使用されています。以下は、アルバム収録曲のタイアップ一覧です。

• - M-2: 江崎グリコ「Pが導くコラーゲン」CMソング
• - M-3: フジテレビ系列バラエティ『さんまのまんま』エンディングテーマ
• - M-6: コナミ「佐伯チズ式 夢美肌」CMソング
• - M-8: テレビ朝日系列ドラマ『ガンジス河でバタフライ』主題歌
• - M-9: 花王「メリット」CMソング
• - M-10: 「赤い羽根共同募金」CMソング
• - M-11: 千寿製薬「マイティア美瞳」CMソング

これらのタイアップは、矢井田瞳の音楽がいかに幅広く受け入れられ、様々なメディアにリンクしているのかを示しています。アルバム全体を通して、彼女の独自のスタイルと感性が存分に引き出されているため、リスナーは音楽だけでなく、視覚的なイメージや感情も一緒に楽しむことができます。

このように、アルバム『colorhythm』は矢井田瞳が成し遂げた音楽の冒険の一部であり、彼女のキャリアにおいて重要なマイルストーンとなっています。彼女の音楽が持つ色彩やリズムを感じながら、ぜひこのアルバムを体験してみてください。

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