Confessions Tour

「Confessions Tour」は、マドンナが2006年5月21日から9月21日にかけて行った7回目のコンサートツアーです。このツアーは、ロサンゼルスのグリート・ウェスタン・フォーラムを皮切りに、北米、ヨーロッパ、そして日本を巡る大規模なものでした。

ツアーの概要

北米では、ニューヨーク、ボストン、マイアミ、ラスベガス、シカゴといった主要都市、そしてカナダを巡りました。その後、ヨーロッパへと舞台を移し、イギリス、フランス、イタリア、ドイツなどの主要国で公演を行いました。特に注目されたのは、約13年ぶりとなる日本公演で、多くのファンが待ち望んだ瞬間となりました。

セットリストと演出

「Confessions Tour」のセットリストは、マドンナの代表曲と、当時最新アルバム「Confessions on a Dance Floor」からの楽曲で構成されていました。特筆すべきは、その豪華な演出です。

Future Lovers/I Feel Love: ツアーのオープニングを飾ったのは、総額2億円とも言われるミラーボールからの登場でした。ドナ・サマーのカバー「I Feel Love」も披露され、観客を魅了しました。
Get Together:
Like A Virgin: 1993年のツアー以来の披露となった「Like A Virgin」では、ロデオマシーンを使ったポールダンスが披露されました。背景のスクリーンには、マドンナが落馬した際に骨折したレントゲン写真が映し出され、話題を呼びました。
Jump: ジャングルジムを使ったアクロバティックなパフォーマンスが展開されました。
Confessions:
Live To Tell: 高さ6mの十字架に磔にされた姿で歌うという、衝撃的な演出は、ヨーロッパでキリスト教を侮辱しているとして物議を醸しました。しかし、マドンナは批判を押し切り、この演出を続けました。この演出は賛否両論を呼びましたが、マドンナの強いメッセージ性を象徴するものでした。
Forbidden Love:
Isaac:
Sorry:
Like It Or Not:
Sorry Remix(Video Interlude):
I Love New York:
Ray Of Light:
Let It Will Be:
Drowned World/Substitute For Love:
Paradise(Not For Me):
Music Inferno:
Erotica:
La Isla Bonita:
Lucky Star:
* Hung Up:

「Confessions Tour」は、マドンナの音楽的な才能と、エンターテイナーとしての力量を改めて示すものでした。豪華な演出、メッセージ性の強いパフォーマンス、そして観客を巻き込む熱狂的な雰囲気は、多くの人々の記憶に残るコンサートツアーとなりました。

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