D-51

D-51（ディー・ゴー・イチ）というボーカルデュオ

D-51（ディー・ゴー・イチ）は、沖縄県を拠点に活動するボーカルデュオで、メンバーはYASU（吉田安英）とYU（上里優）です。彼らはGiftBank LLCに所属し、特にアニメや映画への楽曲提供で知られています。

活動の始まり

2003年6月、沖縄県北谷町のミハマ・カーニバルパークでストリートライブを行い、音楽活動をスタートしました。彼らのデビューシングル「LET'S TRY」は、2003年8月30日に自主制作でリリースされ、地元での手売りで5000枚を販売する成功を収めました。これをきっかけに、彼らの音楽が徐々に認知されるようになりました。

メジャーデビュー

2004年2月にリリースした「STREET BREEZE」でインディーズデビューを果たし、この作品は全国販売にまで至ります。その後、数多くのレコード会社から注目されることとなり、ポニーキャニオンからメジャーデビューが決定します。2004年7月7日には「TOP OF THE SUMMER」をもってメジャーデビューを果たし、彼らの音楽活動はさらに広がります。

人気作品と主題歌

2005年には、ドラマ『ごくせん』の主題歌「NO MORE CRY」が大ヒットを記録し、オリコンチャートで最高2位を獲得しました。この楽曲は40万枚以上の売上を誇り、D-51の名を更に広める結果となります。また、映画『ALWAYS 三丁目の夕日』の主題歌も担当し、映画ファンにも認知される存在となりました。

アニメへの関わり

2006年には大人気アニメ『ONE PIECE』の主題歌「BRAND NEW WORLD」を手がけることになります。この楽曲の縁から、同作に登場するキャラクターの役で声優としても出演する機会を得ました。このような多彩な活動は、彼らの音楽の幅を広げる要因となったと言えます。

ベストアルバムとCMソング

2008年2月には彼らの初のベスト・アルバム『BEST OF D-51』と10枚目のシングル「セピア」を同時リリースしました。さらに、同年4月にはカルピスウォーターのCMソングに「Travelers Of Life」が起用され、幅広い層からの支持を受けることになりました。

近年の活動

その後も、2011年にはミニアルバム『Yet the earth does move』をリリースし、2012年にはレコード契約を徳間ジャパンコミュニケーションズに変更しました。最近では2024年に所属事務所内のGiftBank LLCにレコード契約を変更しており、新たなスタートを切っています。

まとめ

D-51は、ジャンルを超えた多様な音楽活動を行いながら、沖縄の文化と音楽を全国に広めています。今後彼らがどのような楽曲を送り出すのか注目が集まります。音楽を通して多くの人々と触れ合い続ける彼らの活動は、今なお進化を続けています。

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