D-combo

D-combo（ディーコンボ）は、シャープが2004年まで使用していたDVDレコーダーのブランド名です。

2002年に、業界初となるBSデジタルチューナーを搭載した機種「DV-HRD1」を発売し、デジタル放送の録画という新たな時代を切り開きました。このモデルは、当時としては画期的な機能で、多くのユーザーから注目を集めました。

さらに、2004年には、業界で初めて地上デジタルチューナーを搭載した機種「DV-HRD2/20/200」を発売し、地上デジタル放送の録画に対応しました。これにより、ユーザーはより多様なデジタル放送を録画・視聴することが可能になり、デジタル録画の普及に大きく貢献しました。

D-comboブランドは、デジタル録画黎明期において、その先駆的な技術力で業界をリードしました。しかし、2005年以降は、シャープの液晶テレビブランドであるAQUOSに統合され、DVDレコーダーのブランド名としては姿を消しました。後継機種にあたる「DV-HRD3/30/300」以降の地上デジタルチューナー搭載モデルは、AQUOSブランドとして販売されています。

D-comboは、シャープのDVDレコーダーの歴史において、重要な役割を果たしたブランドと言えるでしょう。デジタル放送への移行期における技術革新を象徴する存在であり、その先進的な機能は、後継のAQUOSブランドへと引き継がれています。

以下に、D-comboブランドで発売された主な機種をまとめます。

DV-HRD1: 2002年に発売された、業界初のBSデジタルチューナー搭載モデル。
DV-HRD2/20/200: 2004年に発売された、業界初の地上デジタルチューナー搭載モデル。

これらの機種は、当時の最先端技術を搭載しており、デジタル録画の普及に大きく貢献しました。

参考資料として、以下の記事もご参照ください。

シャープ、BS/110度CSデジタルチューナ内蔵のハイブリッドレコーダ(AV Watch)
シャープ、初の地上デジタル録画対応のハイブリッドレコーダ(AV Watch)
* シャープ、HDMIを搭載したハイビジョンレコーダ(AV Watch)

これらの記事を読むことで、D-comboの歴史や技術的な詳細について、より深く理解を深めることができます。

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