DA PUMP

DA PUMP(ダ・パンプ)



DA PUMPは日本の男性ダンス&ボーカルグループで、ライジングプロダクションに所属しています。レーベルはSONIC GROOVEで、1996年にデビューしました。彼らの音楽スタイルはヒップホップを基盤にしており、 м.c.A・Tが手掛けた楽曲を特徴としています。特にキャッチーなメロディとラップの融合が魅力で、初期メンバーは沖縄県出身の沖縄アクターズスクール出身者です。グループ名の「DA」は「THE」のスラングであり、「PUMP」は「JUMP」を指し、音楽に乗って跳ねる仲間たちという意味を持ちます。

沿革



DA PUMPの歴史は、1996年の「KEN&YUKINARI」というデュオから始まります。当初はバックダンスとして活動していた彼らは、グループ名を何度か変更し、最終的に1997年6月に「DA PUMP」としてデビューを果たしました。富樫明生のプロデュースによるシングル「Feelin' Good -It's PARADISE-」で、デビューを飾った彼らは、この新レーベルにおける第一弾アーティストとなりました。

デビュー直後、大規模なイベントを開催し、次第に多くのファンを獲得しました。更に、1997年には初のラジオレギュラー番組やテレビレギュラー番組を持つなど、若い世代に大きな影響を与えていきます。そして、1998年には初のコンサートを行い、NHK紅白歌合戦にも出場を果たしました。これにより、彼らの人気は全国規模へと広がっていきます。

2003年からはセルフプロデュースへとシフトし、その後、活動においてメンバーの脱退や新メンバーの加入が続いています。2006年にはSHINOBUの脱退があったものの、活動を休止することなく復活しました。2008年には新メンバーを迎え入れ、9人体制での活動を開始。その後も小規模なメンバー交代が続き、最新の6人体制では爽やかな音楽スタイルを維持しつつ、多彩なエンターテインメントを提供しています。

メンバーとエピソード



DA PUMPのメンバーは時折変わりますが、常に高いパフォーマンスを維持しています。YUKINARI、KEN、ISSAら初期メンバーが次々と結婚し、グループの全員が既婚者となったことも話題です。グループは当初はアイドルっぽさが強かったものの、自ら楽曲制作を行うスタイルへと成長していきました。

また、彼らの楽曲の多くは他のアーティストにも影響を与え、嵐のような後輩グループがDA PUMPのスタイルを取り入れたり、交流もあったりします。テレビやバラエティでは「ミュージックステーション」「スーパージョッキー」などに頻繁に出演し、新曲を披露してきました。

受賞歴と最近の活動



DA PUMPは数々の受賞歴を誇り、特に日本ゴールドディスク大賞やレコード大賞を受賞しています。2018年のシングル「U.S.A.」は大ヒットし、再び紅白歌合戦に出演することとなりました。彼らはライブやツアーを通じて多くのファンに愛され、2021年には34枚目のシングルがオリコンランキングで1位を獲得。現在も進化を続け、全国ツアーを展開しています。

その活動は音楽だけにとどまらず、映画やミュージカル、バラエティ番組、CMなど多岐にわたります。これからもDA PUMPは、日本の音楽界において不可欠な存在であり続けることでしょう。

もう一度検索

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。