DAEMON X MACHINA

DAEMON X MACHINA（デモンエクスマキナ）

『DAEMON X MACHINA』は、2019年9月にマーベラスが発売したNintendo Switch専用のアクションゲームです。その後、2020年2月にはSteam、2022年1月にはEpic Gamesでもプレイ可能となりました。本作は、未来の地球を背景にした3Dメカアクションで、プレイヤーはアーセナルと呼ばれる戦闘用外部装甲に搭乗し、様々な任務をこなしながら謎めいた真実に迫っていきます。

ゲーム概要

この作品は、2018年のE3で初めて発表されました。プロデューサーにはアーマード・コアシリーズの佃健一郎が、メカニカルデザインには河森正治が参加しており、キャラクターデザインは『ファイアーエムブレム』シリーズのコザキユースケが担当しています。また、音楽は『エースコンバット5』の中鶴潤一が手掛けています。ゲームのジャンルは3Dメカアクション（TPS）で、プレイヤーは傭兵となり、月の一部が落ちた地で敵AI「イモータル」との戦闘や権力者たちの戦いに挑んでいきます。

本作の大きな特色の一つは、倒した敵の武器やパーツをその場で装備可能なことです。自身のアーセナルが破損した場合でも、敵のパーツを装備し続けることで戦闘を継続することが可能です。また、機体から降りて生身の状態でフィールドを探索することもでき、一部の任務はこの状態でなければ攻略できません。

あらすじ

物語は、月が突如崩壊し、その半分が地表に降り注いだことから始まります。この異常事態によって現れた敵AI「イモータル」と謎の物質「フェムト」によって、人類は争いから逃れるために「オーヴァル」という閉鎖された領域を作り出しました。生き残った人々は共同体（ネイション）を結成し、イモータルの排除とフェムトの採取を目的に活動を開始。その手足となる新人類、アウターたちによる傭兵集団「解放旅団」が形成されます。プレイヤーはその一員となり、人類の存亡をかけた戦いに身を投じていくのです。

プレイシステム

『DAEMON X MACHINA』のプレイは多彩です。拠点には、オーダーという依頼を受けられるシステムや、アーセナルのパーツを変更できるハンガーがあります。また、パーツ作成を行うファクトリーや、プレイヤーに人体改造を施すラボなど、様々な要素が盛り込まれています。特に、オンラインとローカルでのマルチプレイが可能な点も大きな魅力です。

• - オーダー: 敵の撃破を目的としたクエスト。オファーオーダーとフリーオーダーがあり、ストーリーが進行する内容もあります。
• - ハンガー: 自機のパーツをカスタマイズでき、武器の組み合わせや性能の微調整が可能です。
• - ファクトリー: 新たなパーツを作成する場所で、設計図を集めていくことが求められます。
• - ラボ: プレイヤーキャラクターに改造を施すことで、戦闘能力を向上させることができます。

戦闘

戦闘では、アーセナルの武装を駆使して敵を撃破するド派手なアクションが楽しめます。敵のアーセナルを撃破するとパーツの回収が可能で、これを駆使して自身のアーセナルを強化していくことが求められます。敵をロックオンしながらの攻撃や、フェムト粒子を使用した特化モードへの移行など、多彩なバトルスタイルがプレイヤーの戦術を試されることになります。

このように、『DAEMON X MACHINA』は、ビジュアルだけでなく、ゲームシステムやストーリーでもプレイヤーの心を掴む作りとなっています。様々なやり込み要素が用意されているため、プレイヤーは自分だけのアーセナルを育て上げる楽しみを体験できます。

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