DEEP (石井竜也のアルバム)

石井竜也の2枚目のスタジオ・アルバム『DEEP』は、1999年1月21日にリリースされました。このアルバムは、同年に行われたコンサートツアー『TRANS』に先駆けて発売され、石井竜也名義としては初のオリコンチャートトップ10入りを記録しました。

前作『H』では、「ひとりになった石井竜也をまず、みんなに見てもらいたい」という意図から、あえて素の自分をさらけ出しましたが、今作『DEEP』のテーマは「究極のエンターテインメント」としての『ノスタルジック・ディスコサウンド』です。そのため、ソロライブのダンス系定番曲が多数収録されており、聴衆を熱狂させる要素が満載です。

収録曲は以下の通りです。

1. ONE MORE
2. 興奮! BEAUTIFUL
日本コカコーラ『スプライト』CMソングとして、石井竜也本人も出演しました。
3. HI TENSION LOVE
5thシングルとしてリリースされました。
4. SUMMER ENDS
ベスト・アルバム『石弐 〜Best of Best〜』にも収録されています。
5. 砂漠へ行こう
TBS系『駅伝』応援テーマとして使用されました。
6. DEEP IN DISCO KING(福富幸宏 REMIX)
5thシングルカップリング曲のリミックスバージョンです。
7. 夢 DE 愛魔性
ベスト・アルバム『石 〜Best of Best〜』にも収録されています。
8. インド映画のように…
導入部の英詞は、特に意味を持たせず、「耳ざわりが良ければいい」という感覚で作られたとのことです。
9. AGAIN
『石井竜也のディア・フレンズ』オープニングテーマとして使用されました。
10. BOOGIE DEEP IN LOVE
歌詞の中にいろは歌が組み込まれています。
11. QUE SERA, SERA
映画『知りすぎていた男』の劇中歌である同曲のカバー。TBS系『ブロードキャスター』エンディングテーマとして使用されました。
12. 女嫌い
* アーティストサイドの意向により、歌詞が伏せられています。

『DEEP』は、石井竜也の音楽的な多様性とエンターテインメント性を強く打ち出した作品であり、彼のソロ活動における重要なターニングポイントとなりました。ライブでの盛り上がりを意識した楽曲構成は、聴く人を飽きさせない魅力に溢れています。

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