DEVILOOF

DEVILOOF（デビルーフ）

DEVILOOFは、2015年に大阪で結成された4人組のメタルバンドです。その音楽スタイルはデスコアやスラミング、ブルータル・デスメタルといったアンダーグラウンドな要素を基盤にし、視覚的な演出やミュージックビデオも重要な要素として取り入れています。これにより、聴覚だけでなく視覚でも楽しめる独特のエンターテインメントを提供しています。

音楽性と活動の軌跡

彼らの音楽性はデスコアのみならず、スラミングやブルータル・デスメタル、さらにはグラインドコアなどの特徴も持ち合わせています。初のフルアルバム『Devil's Proof』からはクリーンボイスが導入され、さらに2作目のフルアルバム『鬼』では「和」の要素を織り交ぜ、伝統的な日本の感覚を大胆に表現した音楽が展開されています。

DEVILOOFは、シングル「Ruin」のMVを公開し、活動を本格化させました。その後、世界最大級のメタルフェス「ヴァッケン・オープン・エア」の出場権をかけた「Metal Battle Japan」に参加し、決勝ラウンドへ進出。2016年には、ミニアルバム「PURGE」をリリースし、オリコンインディーズチャートで12位を記録しました。

活動の中で、メンバーは何度かの交代を経験していますが、彼らはその都度新たなエネルギーをもたらし、バンドとしての成長を続けてきました。2019年からは新体制での活動が始まり、さらに多くの作品をリリースしています。

コロナウイルスの影響を受けた際には、初の無観客配信ライブ『I HATE COVID-19』を開催し、新たなファンとのつながりを模索しました。また、2021年にはテレビ番組「有吉反省会」に出演し、より多くの人々にその存在を知らしめました。2022年にはメジャーデビューを発表し、さらなる飛躍を目指しています。

視覚表現とバンド名の由来

メンバーは全員がヴィジュアル系にルーツを持つため、各作品ごとに楽曲やテーマに合ったメイクや衣装の方向性を追求しています。この視覚的要素はバンド全体の統一感や個々の印象を強化し、彼らの世界観構築において欠かせないものとなっています。

バンド名の「DEVILOOF」は「悪魔の証明」を意図し、聖書からの由来を持つ非常に意味深い名前です。この名前は、彼らの音楽性や視覚的なアプローチにも通じる深いメッセージ性を持つことから、多くのファンに響いています。

DEVIFESTとライブの重要性

DEVILOOF自身が主催する音楽イベント「DEVIFEST」は、彼らの拠点である大阪を中心に開催され、注目のアーティストたちが出演します。これらのライブは、ファンとの交流の場であり、バンドのエネルギーをダイレクトに感じてもらう大切な機会です。2024年と2025年には、アメリカのカーニフェックスを迎えたライブも予定されています。

今後の展望

DEVILOOFは、音楽だけでなく多様なメディアへの出演と斬新なコラボレーションを通じて、より広いジャンルでの活動を展開しています。10周年を迎える2025年には、さらに新しい曲やMVをリリース予定であり、多くのファンを魅了し続けることでしょう。彼らの独自のスタイルとエネルギーで、今後どのような作品が生まれるのか楽しみです。

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