DOODLES

DOODLES（ドゥードゥルズ）

DOODLESは1996年に寺島暁子が東京で結成した日本のロックバンドです。このバンドは、彼女の音楽的ビジョンを中心に展開されており、数々のメンバーが在籍したことにより、多様な音楽スタイルを持つようになりました。

最初の編成は、ボーカル兼キーボードの寺島暁子、ドラムとコーラスを担当する柴田奈緒、ギターとコーラスの荒井歩、そしてコーラスの室井麻里の4人です。彼女たちは、1997年に初の8曲入りカセット「Candy」をリリースしましたが、現在この作品は入手困難です。1999年にはギターを多重にする形でのツインギター編成に変わり、2000年の秋には2曲入りカセット「嘘でもいいから」を発表しました。

次の年の春、彼らはPurifivaから6曲入りのCDR「disc one」をリリースし、さらに進化した音楽スタイルを見せました。しかし2002年にはメンバーに変動があり、室井が脱退し、その後荒井も抜けることとなります。この頃から彼女たちの音楽はより一層個性的なものとなり、同年の8月にはアルケミーレコードのオムニバス「The Night Gallery」にも2曲参加しました。

その後、11月にはギューンカセットから7曲入りアルバム「いき」を発表し、さらに加藤和彦トリビュート・アルバムにも参加しました。この頃、寺島はJOJO広重のバックバンドにサポートアーティストとしても関わり、彼のアルバムに2曲参加するなど、他アーティストとのコラボレーションも行っています。

2004年にはセカンドアルバム「のこり」をアルケミーレコードからリリースし、彼らの音楽的な成熟を示しています。

ドラムの柴田奈緒は2001年から千早聡とのバンド「チハヤトシバタ」での活動を開始し、JOJO広重の非常階段のドラムとしても活動しています。しかし2006年、彼女はDOODLESでの活動を一時休止。以降、あみのめという新たなユニットで寺島暁子と共に演奏活動を行っています。

このように、DOODLESはメンバーの入れ替わりやサイドプロジェクトを経て、長年にわたり独自の音楽スタイルを確立してきました。バンドの音楽はリスナーにとって常に新しい体験を提供し続けており、その後の日本のロックシーンにも多大な影響を与え続けています。

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