アルバム『dead stock』の概要
日本のロックバンド・シドの7枚目の
アルバム『dead stock』が、メジャーデビュー後2作目として発表されました。この
アルバムは、前作から約1年7ヶ月の歳月をかけて制作され、全12曲が収録されています。
シングル曲が5曲含まれており、リズムや雰囲気に工夫が凝らされています。バンドのメンバーであるゆうやによれば、録音は約3〜4ヶ月の期間で行われました。しかし、楽曲自体の完成は早く、東京ドームでの公演時にはすでに完成していたとのことです。
アルバムの収録時間は明希の希望により45分を超えないように調整されています。
発売された
アルバムには、初回限定版A、初回限定版B、通常版の3つのバージョンがあります。初回限定版Aには特別なドッキリ番組のDVDが収録されており、初回限定版Bにも別のドッキリ番組の映像が含まれています。
収録楽曲の解説
NO LDK
シンガーのShinjiは、この曲に無機質な雰囲気を求めたそうです。具体的には打ちっ放しのコンクリートのようなイメージを持っており、部屋の様子や出来事を描写した歌詞が特徴です。
シェルター
この曲は、Shinjiが「デモの形を変えたい」との思いから自由に作られた楽曲で、
ギターソロなどでは変な音を出そうとするあまり、結局ベースで表現されたそうです。また、普段は控えめなマオがこの曲では口を出したことが話題になっています。歌詞はいじめに関するテーマを扱っています。
cosmetic
シドの15枚目の
シングルであるこの曲は、CMソングとしても使用されました。曲調は耳に残りやすいものの、特定のテンポでなければリズムが活きないため、注意が必要な繊細さが魅力です。
いいひと
マオは、この曲が最も表現の幅を広げた作品で、声や歌い方を巧みに変化させています。
乱舞のメロディ (ALBUM MIX)
16枚目の
シングルで、アニメ『BLEACH』のオープニングテーマとしても知られています。この曲はタイトルが示す通り、ミックスの違いだけが特徴で、録音自体は再録されていません。
レイン
14枚目の
シングルで、アニメ『
鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』の最終期オープニングテーマです。
dog run
この曲は、Shinjiが
カラーテレビが普及し始めた頃の古典的な雰囲気を追求し、シンプルでありつつも特徴的なサウンドを意図しました。
one way
フジテレビ系の番組『
ウチくる!?』のエンディングテーマとして用いられた12枚目の
シングルです。
2月
この曲の歌詞はマオが自身の弟の結婚を祝うために書いたもので、聞いた当初は別の内容として認識されていたそうです。
ワイフ
Shinjiは録音時に様々な
ギターを使い、楽しさを感じていたと語っており、多国籍な音色が楽しめる作品になっています。
sleep
日本テレビ系の番組『スッキリ!!』のテーマソングとしても知られる13枚目の
シングルです。
Sympathy
この楽曲は
SUPER GT2011のテーマソングに選ばれ、ライブのクライマックスを意識して制作されました。
アルバムの中で新たな締めくくりとしても位置付けられています。
公式ウェブサイトやソーシャルメディアでも、シドの
アルバムについて詳しい情報が発信されていますので、ぜひチェックしてみてください。