Dr.DOWNER

Dr.DOWNERは、2004年に神奈川県横須賀市で活動を開始したオルタナティヴ・ロックバンドです。パンク・ロックやエモなどの要素も取り入れたサウンドが特徴で、日本の音楽シーンで独自の存在感を放っています。

バンドの歴史

Dr.DOWNERは、猪股ヨウスケと高橋"JUDI"ケイタが以前に在籍していたバンド「SAFETY SECOND」の活動停止後、2004年に猪股が椎名ユウスケ、星野サトシの二人を誘い結成されました。初期はメンバーチェンジを繰り返しながらも、精力的に活動を展開。

2009年には、レーベル「cosmic note」からミニアルバム「スーサイドソルジャーマン26」をリリースし、注目を集めます。2010年には、猪股がギター・ボーカルに、星野がベース・ボーカルにパートチェンジを行い、新たなサウンドを追求。

2011年には、後藤正文（ASIAN KUNG-FU GENERATION）のディレクションによる1stアルバム「ライジング」を「only in dreams」よりリリース。2013年には、Ki/oon Musicから後藤正文プロデュースによる2ndアルバム「幻想のマボロシ」をリリースし、その音楽性が高く評価されました。

その後もメンバーの脱退・加入を経て、2018年には3rdアルバム「Goodbye, bright city」（only in dreams）をリリース。2022年には、フナヤマが参加し、ミニアルバム「End Roll」（cosmic note）をリリース。この作品は、レコーディング、ミックスを全て猪股が担当しています。

2024年6月には、長年ドラムを担当してきた小石トモアキが脱退。同年11月には、[Alexandros]のドラマーであった庄村聡泰が加入し、新体制でのスタートを切りました。同月に「Konnichiha,sayonara」を配信リリースしています。

メンバー

猪股ヨウスケ：ギター・ボーカル（結成時ベース・ボーカル）
星野サトシ：ベース・ボーカル（結成時ギター・ボーカル）
フナヤマ：ギター（2022年～）
庄村聡泰：ドラム（2024年～）

旧メンバー

椎名ユウスケ (ドラム、結成メンバー、2005年脱退)
高橋"JUDI"ケイタ (ギター、2006年加入、2016年脱退)
ゆうちょ (ギター、2017年加入、2021年脱退)
小石トモアキ (ドラム、2005年加入、2024年脱退)

バンドの特色

Dr.DOWNERの音楽は、オルタナティブ・ロックを基盤にしながらも、パンクやエモなどの要素を巧みに取り入れた、エネルギッシュで感情的なサウンドが特徴です。また、歌詞は、日常の感情や社会に対するメッセージを、独特の言葉で表現しています。

また、メンバー全員が横浜DeNAベイスターズのファンであることでも知られています。

その他の情報

SAFETY SECONDのドラマーであった大工原幹雄はその後Qomolangma Tomatoに加入、現在はサニーデイ・サービスのドラマーとして活躍しています。

ディスコグラフィー

アルバム
ライジング
幻想のマボロシ
Goodbye, bright city

EP
さよならティーンエイジ / 2010年6月23日リリース

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