ENGRAVED

アルバム『ENGRAVED』について



ANTHEMが2017年にリリースした『ENGRAVED』は、彼らの活動の中で16作目となるスタジオアルバムです。本作は、バンドの音楽スタイルやその進化を感じることができる作品となっています。これまでも多くの楽曲を手掛けてきた柴田直人が、今回も作詞・作曲の主要部分を担当しつつも、他の作曲家や作詞家とのコラボレーションを活かすことで、多様な音楽性が表現されています。

新しい顔ぶれ



『ENGRAVED』では、約半数の楽曲において清水昭男が作曲を担当し、作詞においては外部の作詞家である遠藤フビトが参加しています。この異なる視点やスタイルが加わることで、これまで以上に豊かで多様な楽曲が誕生しました。ANTHEMの中でもこれまでと一線を画すアプローチが試みられており、ファンにとっても新鮮で刺激的な体験となることが予想されます。

先行シングルとリリース形式



アルバムの先行シングルである「THE ARTERY SONG」は、2017年5月31日にリリースされました。この曲はアルバム全体を象徴するような力強さとエネルギーを持っており、多くのリスナーに新しいANTHEMの魅力を伝えるものでした。

『ENGRAVED』はSHM-CD形式で、特典DVDが付属するデラックス・エディションと通常版の2形態で発売されました。デラックス・エディションには、柴田直人とクリス・タンガリーディスのインタビュー、アルバム制作のドキュメンタリー、さらには「THE ARTERY SONG」のミュージックビデオも収録されています。このような特典が用意されていることで、ファンにとってさらなる価値が加わっています。

収録曲



アルバムの収録曲についても触れておきましょう。特記がない限り、作詞・作曲は柴田直人によるものが多く、以下の楽曲が含まれています：


これらの楽曲は、ANTHEMの個性や音楽的表現が色濃く反映されており、多様なジャンルやスタイルが試みられています。また、各メンバーの演奏の技術や表現力も存分に発揮されており、アルバム全体を通して聴き応えのあるうえに、各曲の魅力も際立っています。

参加メンバー



『ENGRAVED』には、以下のメンバーが参加しています：

このように、ANTHEMの新作『ENGRAVED』は、その内容と形式ともに非常に充実したアルバムとなっています。多様な楽曲群と特典映像が存在感を際立たせており、ファンにとっても新たな発見がある一枚です。

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