F (Flowerのアルバム)

2019年3月27日、Flower(フラワー)の3枚目のオリジナルアルバム『F』がリリースされました。前作『花時計』から約4年の歳月を経て発表された本作は、グループにとって特別な一枚となっています。

『F』は、CD、CD+Blu-ray、CD+DVDの3形態で発売され、全12曲が収録されています。その中には、先行配信されたシングル曲『紅のドレス』や、既にリリースされていたシングル曲『モノクロ』『カラフル』『MOON JELLYFISH』『たいようの哀悼歌』の4曲に加え、シングル曲のカップリング曲2曲、そして新たに制作された5曲が含まれています。

とりわけ注目すべき点は、このアルバムが藤井萩花脱退後の5人体制における唯一のオリジナルアルバムであるということです。さらに、Flowerは同年9月30日をもって解散したため、『F』はグループにとって最後のオリジナルアルバムという重要な意味合いも持っています。

収録曲は、シングル曲だけでなく、それらのカップリング曲や新曲もバランス良く配置されており、Flowerの音楽性の幅広さを示す内容となっています。

ミュージックビデオは、『モノクロ』『MOON JELLYFISH』『たいようの哀悼歌』『紅のドレス』の4曲がBlu-rayもしくはDVDに収録されており、それぞれの楽曲の世界観を視覚的に楽しむことができます。

『F』は、Flowerの集大成として、そして彼女たちの音楽史における重要なマイルストーンとして、多くのファンに記憶される作品となりました。解散という事実を踏まえると、このアルバムは、彼女たちの音楽、そしてグループとしてのFlowerの軌跡を凝縮した、まさに“最後のメッセージ”と言えるでしょう。

楽曲ごとの詳細については、以下に記載します。

収録曲

紅のドレス: 先行配信シングルとしてリリースされ、アルバムの幕を開ける一曲。
たいようの哀悼歌: 15thシングルの表題曲。
そこらへんによくある話: アルバム収録の新曲。
MOON JELLYFISH: 14thシングルの表題曲。
モノクロ: 13thシングルの表題曲。
カラフル: 13thシングルの表題曲。
とても深いグリーン: 14thシングルのカップリング曲。
まだ好きだから: アルバム収録の新曲。
My Joe: アルバム収録の新曲。
Stranger: アルバム収録の新曲。
Boyfriend -part II-: 15thシングルのカップリング曲。
Crystal Kayのカバー: アルバム収録の新曲。

『F』は、Flowerの音楽性を深く理解する上で欠かせない作品であり、彼女たちのファンにとって、永遠に記憶に残る1枚と言えるでしょう。

もう一度検索