F-BLOOD (アルバム)

F-BLOOD ファーストアルバム『F-BLOOD』

1998年3月11日にポニーキャニオンから発売されたF-BLOODのファーストアルバムです。F-BLOODは、1992年に解散した人気バンド、チェッカーズのリードボーカルである藤井フミヤと、サックスプレイヤーの藤井尚之による兄弟ユニットです。このアルバムは、彼らの新たな音楽活動の幕開けを告げる作品として、多くのファンから注目を集めました。

アルバム概要

このアルバムには、先行シングルとしてリリースされた「I」と「SHOOTING STAR」を含む全13曲が収録されています。楽曲は、藤井フミヤが作詞、藤井尚之が作曲を担当したものが中心です。編曲には、小倉博和、有賀啓雄、そしてF-BLOOD自身が参加し、ストリングスアレンジは有賀啓雄が手がけています。

2017年6月21日には、高音質のUHQCD（Ultimate High Quality CD）として再発売され、より良い音質でアルバムを楽しむことができるようになりました。これにより、当時のファンだけでなく、新しい世代の音楽ファンにもF-BLOODの魅力が再認識されるきっかけとなりました。

収録曲詳細

1. BLOOD #1 (1:27)
短いインストゥルメンタル曲で、アルバムの幕開けを飾ります。
「18才の俺たちのように」オーディションCMソングとして使用されました。

2. 指輪 (6:30)
ロマンティックな歌詞とメロディーが印象的な楽曲です。
DE BEERS「ダイヤモンド エンゲージリング・キャンペーン」CMソングに起用されました。

3. I (5:20)
F-BLOODの1stシングルとしてリリースされた楽曲です。
キャッチーなメロディーと藤井フミヤのボーカルが特徴です。

4. 砂 (6:21)
デジタルツーカー中国（現在のソフトバンク）のCMソングとして使用されました。
少し憂いを帯びたメロディーが印象的な楽曲です。

5. 寝顔 (3:52)
アコースティックなサウンドが心地よい、優しい雰囲気の楽曲です。

6. GENERATION GAP (5:29)
V6に提供した楽曲のセルフカバーです。
オリジナルとは異なるアレンジが施されています。

7. キャンディー (5:05)
ポップで明るい雰囲気の楽曲です。

8. HEIGHT IS MY WAY (4:23)
サッポロビール「サッポロドラフティ生スペシャル」CMソングとして使用されました。
アップテンポで爽快感のある楽曲です。

9. Going Home (4:27)
1stシングルのカップリング曲として収録されました。
温かみのあるメロディーが特徴的な楽曲です。

10. SHOOTING STAR (3:55)
F-BLOODの2ndシングルとしてリリースされた楽曲です。
ドラマティックな展開が魅力的な楽曲です。

11. 雨になりそうな空 (5:28)
藤井尚之と小倉博和が作曲を手がけた楽曲です。
2ndシングルのカップリング曲として収録され、JR九州「NICE GOING FUKUOKA」CMソングにも起用されました。

12. 白い雲のように (4:19)
猿岩石に提供した楽曲のセルフカバーです。
オリジナルとは異なる、F-BLOODらしいアレンジが施されています。

13. BLOOD #2 (1:37)
* アルバムのラストを飾る短いインストゥルメンタル曲です。


このアルバムは、チェッカーズ時代から進化した藤井兄弟の音楽性を感じることができる作品であり、それぞれの楽曲が持つ魅力が、多くの音楽ファンを魅了しました。F-BLOODの音楽世界を深く味わえる一枚です。

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