FAKE FACE/白い街

Zweiの5枚目のシングルとしてリリースされた「FAKE FACE／白い街」は、バンドの音楽性の幅広さを示す作品です。このシングルは、Zweiがバップに在籍していた時期の最後のシングルであり、2枚目のアルバム『Z（ゼータ）』の先行シングルとしても位置づけられています。

FAKE FACE

「FAKE FACE」は、TBS系音楽番組『COUNT DOWN TV|COUNT_DOWN_TV』の11月度エンディングテーマとして起用されました。作詞は前田たかひろ、作曲・編曲は大島こうすけが担当。アップテンポでエッジの効いたサウンドが特徴で、Zweiのロック色の強い側面を打ち出しています。歌詞は、表面的に見せている顔の裏に隠された感情や葛藤を描き出しており、聴く人の心に深く響きます。ライブパフォーマンスでも盛り上がりやすい楽曲であり、Zweiの代表曲の一つとして知られています。

白い街

一方、「白い街」は、「さっぽろホワイトイルミネーション」のイメージソングとして制作されました。作詞は園田凌士、作曲・編曲は大島こうすけが担当。冬の札幌の美しい情景を彷彿とさせる、透明感あふれるバラードです。温かみのあるメロディと、切なくも希望に満ちた歌詞が、イルミネーションの光とともに心に染み渡ります。Zweiの持つ、繊細で叙情的な一面が表現された楽曲と言えるでしょう。

収録曲

1. FAKE FACE
2. 白い街
3. FAKE FACE(inst.)

このシングルは、Zweiの音楽的多様性と表現力の高さを改めて感じさせる作品です。「FAKE FACE」の持つ力強いメッセージと、「白い街」の持つ温かい光が、聴く人の心に深く刻まれることでしょう。

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