FEST VAINQUEUR

FEST VAINQUEUR: 日本のヴィジュアル系ロックバンド

FEST VAINQUEUR（フェスト ヴァンクール）は、日本のヴィジュアル系（V系）ロックバンドであり、音楽シーンにおいて独自の存在感を発揮しています。このバンドは、もともとヴィジュアル系バンドSINCREAのメンバーによって2010年に設立されました。彼らはプロデューサーとしてkiyo（Janne Da Arc）を迎え、シングル『桜舞い散る季節に君が夢見たこと』を発表し、インディーズシーンにおいて注目を浴びることになりますが、地元大阪でのワンマンライブを最後に解散します。

その後、2010年4月24日にSINCREAが解散し、同年9月26日にShibuyaO-EASTで行われるライブで、HALとTOMOが再び演奏する機会がありました。この際、サポートメンバーとしてHIROとKAZIが参加したことで、元のメンバー全員が揃い、話し合いの結果、4人でのバンド活動を再開する運びとなりました。そして同年10月10日、彼らの新たなバンド名が「FEST VAINQUEUR」として発表されました。「FEST」はドイツ語で「宴」を、「VAINQUEUR」はフランス語で「勝利者」を意味します。

2010年10月27日、SHIBUYA-AXにて初ライブを成功裡に終え、その後も活発な活動を続けていきました。2012年5月20日には、ギタリストのTOMOが音楽性の違いを理由に脱退し、その後7月14日にGAKUとI'LLが新メンバーとして加入し、5人体制での新たなスタートを切ることになります。

しかし、2017年4月26日にはKAZIが体調不良により脱退し、以降はサポートメンバーと共に活動する形をとることになります。その後の10月27日、大阪なんばHatchにて行われた『FEST VAINQUEUR 7th Anniversary [777] -seven-』では、2020年10月に大阪城ホールでパフォーマンスを行う決意を表明しました。

2018年3月25日には、さらなる成長を目指し、2020年10月に予定されている大阪城ホール公演に向けて1年間の活動休止を発表しました。休止期間中はメンバーそれぞれがソロ活動に注力しましたが、2019年7月14日には独立し、『FEST VAINQUEUR 2019 TOUR 「ReBIRTH」』の開始を告知しました。しかし、前所属事務所とのトラブルにより「FEST VAINQUEUR」という名称が使用できなくなり、バンド名を「FV」と変更して活動を続けました。

2020年7月10日、東京高等裁判所への訴えが認められ、正式に「FEST VAINQUEUR」としての復活を遂げました。同年10月27日には、バンドが結成10周年を迎え、これを記念するイベントを実施しました。2021年には、結成11周年の当日に再録曲を含むEP『BOUQUET』をリリースし、さらなる飛躍を楽しみにさせるエピソードが続きました。

メンバー紹介

• - Vocal: HAL（ハル）

生年月日: 9月7日
出身地: 大阪府
血液型: O型
使用機材: Fender Mustang（愛称：としゆき）、Taylor

• - Guitar: GAKU（ガク）

生年月日: 11月1日
出身地: 石川県
血液型: O型
使用機材: Zemaitis

• - Guitar: I'LL（アイル）

生年月日: 10月27日
出身地: 岡山県
血液型: B型
使用機材: Fernandes

• - Bass: HIRO（ヒロ）

生年月日: 10月27日
出身地: 大阪府
血液型: O型
使用機材: dragonfly、Fender

旧メンバー

• - Guitar: TOMO（トモ）

脱退理由: 音楽性の方向性の相違

• - Drums: KAZI（カヂ）

脱退理由: 体調不良

長い歴史を経て成長し続けるFEST VAINQUEUR。彼らの音楽に込められた思いは、多くのファンに愛され、影響を与えています。これからのさらなる発展にも期待が寄せられており、彼らの活動から目が離せません。

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