FIBA女子アジアカップ

FIBA女子アジアカップ

FIBA女子アジアカップは、国際バスケットボール連盟（FIBA）アジアが主催する、女子バスケットボールのナショナルチームによる大陸選手権です。FIBAアジアに加盟する国と、2017年大会からはFIBAオセアニア加盟国も参加資格を得ています。

大会の概要

1965年に韓国のソウルで第1回大会が開催され、1995年の第16回大会以降は、ほぼ1年おきに開催されています。2021年大会（ディビジョンA）の出場国数は8カ国でした。

大会の実施方式は、初期には出場全チームによる総当たりリーグ戦方式が採用されていました。しかし、出場国数が増加したため、1980年大会からは予選リーグが導入されました。その後、1986年大会で再び全チーム総当たり方式に戻り、1990年からはディビジョン制が導入されました（1992年を除く）。導入当初のディビジョン分けはFIBAランキングに基づいていましたが、2007年大会からは入れ替え戦が行われるようになっています。

ディビジョンA大会で上位に入ったチームは、オリンピックまたはFIBA女子バスケットボール・ワールドカップの世界最終予選への出場権を獲得できます。2017年大会までは、この大会でオリンピックまたはワールドカップのアジア代表が決定されていました。

日本での放送

過去には、以下の放送局で中継が行われました。

1999年大会：日本テレビ、NHK-BS、スカイスポーツなど
2007年・2009年大会：J SPORTS
2013年～2016年大会：フジテレビ（独占放映権）
2017年大会～：DAZN（独占生中継）

関連情報

この大会は、世界選手権やオリンピックといった国際大会への出場権をかけた重要な戦いであり、アジア・オセアニア地域の女子バスケットボールのレベル向上に大きく貢献しています。

関連項目

FIBA女子バスケットボール・ワールドカップ
オリンピックのバスケットボール競技
アジア競技大会バスケットボール競技
FIBA男子アジアカップ

外部リンク

* FIBA公式サイト

もう一度検索