FIBA殿堂

FIBA殿堂は、国際バスケットボール連盟（FIBA）がバスケットボール界の発展と普及に貢献した人物やチームを称えるために設立された施設です。その目的は、バスケットボールの歴史を称え、後世に伝えることにあります。

1991年にスペイン・マドリード州アルコベンダスに設置され、2007年から殿堂表彰が始まりました。表彰は定期的に行われており、2009年、2010年、2013年、2015年、2016年、2017年、2019年と実施されています。

殿堂入りする対象は、選手、コーチ、審判員、そしてバスケットボール界の発展に大きく貢献した功労者です。選手は、その卓越した技術やリーダーシップでチームを勝利に導き、バスケットボールの魅力を広めた人物が選ばれます。コーチは、優れた指導力で選手を育成し、革新的な戦術を生み出した人物が対象となります。審判員は、公平かつ正確なジャッジで試合を円滑に進め、競技の質を高めた人物が選ばれます。功労者は、長年にわたりバスケットボールの普及や発展に尽力した人物が対象となります。

殿堂入りした人物・チームの例

チーム:
1992年バルセロナオリンピック男子アメリカ合衆国代表チーム（2017年殿堂入り）：通称「ドリームチーム」と呼ばれ、マイケル・ジョーダンやマジック・ジョンソンなど、NBAのスター選手が集結した伝説的なチームです。オリンピックで圧倒的な強さを見せ、バスケットボールの世界的な人気を高めました。


国内競技連盟
1932年のFIBA設立メンバー8連盟。

FIBA殿堂は、バスケットボールの歴史と文化を伝える重要な施設であり、殿堂入りした人物やチームの功績は、バスケットボールファンにとって永遠の記憶として残るでしょう。

関連項目：
バスケットボール殿堂
日本バスケットボール殿堂

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