『FNS
2008年クイズ!!』は、
2008年12月31日にフジテレビで特別放送された
クイズ番組です。この番組は、当時のレギュラー番組である『年度検定』の祝祭版とも言えるもので、フジテレビにとって初めての大晦日放送となりました。
残念ながら、この番組は
視聴率で苦戦しました。
裏番組には日本テレビの『
絶対に笑ってはいけない新聞社24時』、TBSの『格闘技史上最大の祭典Dynamite!!~勇気のチカラ2008~』があり、結果的に
視聴率はわずか4.4%にとどまりました。これは、他の主要放送局と比較しても時間帯で最下位の結果となり、特に関東地区では
ビデオリサーチ社のデータでも顕著でした。
しかし、視聴者の関心を引きつける瞬間もありました。番組内では、
NHK紅白歌合戦に出場する羞恥心と
Paboが中継され、スタジオ出演者たちが彼らを応援するシーンが展開されました。この瞬間、紅白歌合戦の
視聴率が47.8%を記録する大きな話題となり、番組に特別な意味を持たせました。
特別な中継とエンディング
この中継は、
NHKホールから生中継されており、出場者たちが出演したスタジオでも少しですが紅白の映像が流れました。
その後、紅白でのパフォーマンスを終えた羞恥心と
Pabo、さらには応援に来たヘキサゴンオールスターズは、再びフジテレビのスタジオに戻り、本番組のエンディングでその日披露した
メドレーを再演しました。ここでの彼らのパフォーマンスは、視聴者にとって印象深いものとなりました。
番組の司会と出演者
司会を務めたのは、人気お笑いコンビの
くりぃむしちゅーの
有田哲平と
上田晋也、そして当時フジテレビの
アナウンサーであった
高島彩と中野美奈子です。番組には多くのバラエティ番組でおなじみのゲストが登場し、会場は華やかな雰囲気に包まれました。
出演者のリストは非常に多く、アジャ・コングや
アニマル浜口といった有名な人物から、もはや定番のお笑いコンビや、歌手、アイドルまで多岐にわたりました。また、
KAT-TUNや
Hey! Say! JUMP|Hey!_Say!_JUMPなどの人気グループも参加し、懐かしい顔ぶれが集結しました。
結論
『FNS
2008年クイズ!!』は、低
視聴率であったにもかかわらず、多くの著名人が集まり、様々なエンターテインメントを提供した特別な
クイズ番組でした。大晦日に放送されたこのスペシャル番組は、一夜のエンターテインメントとして、今でも語り草となっています。視聴者にとっては、クイズの合間に見ることのできた様々なパフォーマンスやエンターテイメントが、新しい年を迎える前の楽しい思い出となったことでしょう。