FNS27時間テレビ (2012年)

FNS27時間テレビ 笑っていいとも! 真夏の超団結特大号

2012年7月21日から翌22日にかけて生放送された『FNS27時間テレビ 笑っていいとも! 真夏の超団結特大号』は、フジテレビ系列での放送の中で特に注目されるイベントです。このイベントは、フジテレビの長寿番組『森田一義アワー 笑っていいとも!』の放送開始30周年を記念した特別版であり、通算26回目の実施となりました。全体を通じて「団結」がテーマに据えられ、豊かな内容で多くのファンを楽しませました。

総合司会と出演者

この特番では、タモリ（森田一義）が66歳で総合司会を務めることに。タモリが『FNS27時間テレビ』で司会を務めるのは、1989年以来23年ぶりとあって、ファンや関係者の期待が膨らむ中、草彅剛は「団結リーダー」として活動し、100kmマラソンに挑むことが決まっていました。

主演するメンバーは多彩で、SMAPの香取慎吾や中居正広を始め、爆笑問題の田中裕二、さまぁ〜ずの三村マサカズ、大竹一樹など、さまざまなジャンルのスターが出演しました。彼らのファンにとって、豪華なキャストが一堂に会するイベントとなりました。

主要企画

番組では、幾つかのメイン企画が用意され、多くの視聴者を引き付けました。最も注目されたのは「1億3000万人のいいとも!グランプリ」で、日本各地から視聴者が「○○してもいいかな？」という動画を投稿し、優れた動画にはタモリ像がプレゼントされるなど、視聴者参加型の企画が盛りだくさんでした。

さらに「1億3000万人のLIVEいいとも!グランプリ」では、各地からの中継を通じて多様なエンターテインメントが提供され、盛り上がりを見せました。また「FNSアナウンサーがんばった歌謡大賞」では、FNS系列のアナウンサーたちが参加し、歌の実力を競い合うという斬新な企画が展開され、視聴者に楽しんでもらう工夫が施されました。

ライブコーナーとトーク

番組中には、「スーパーテレフォンショッキング」特別版が組まれ、懐かしい映像と共に、さまざまなゲストがトークに華を添えました。ここでの有名人たちの登場が、視聴者の興奮をさらに高めました。また、草彅剛の100kmマラソン企画は番組史上初の試みとなり、全曜日のレギュラーが彼を応援する様子は、まさに「団結」の象徴でした。

最後のグランドフィナーレ

番組のクライマックスでは、大縄跳びに挑戦する特別コーナーが設けられ、全員が一つになって成功を目指しました。最終的に達成こそは難しかったものの、タモリは「十分頑張った」として、仲間たちや視聴者に感謝の意を示しました。タモリの言葉に、出演者全員が感じた思いが込められ、視聴者にも「団結」のメッセージが強く響いたことでしょう。

視聴率と評価

全体の平均視聴率は14.1%を記録し、瞬間最高視聴率はなんと26.4%に達しました。印象に残るシーンが多くあり、特に視聴者の心に残ったイベントとなりました。

この特番は、ただの娯楽番組にとどまらず、視聴者同士、また出演者同士の絆を強める場となり、フジテレビにとっても記念碑的なイベントとなったのです。

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