FREEDOM (Janne Da Arcの曲)

Janne Da Arcの17枚目のシングル「FREEDOM」は、バンドが新たなフェーズへと進む転換期にリリースされた重要な作品です。前作「餓えた太陽」から約7ヶ月ぶり、2ヶ月連続シングルリリースの第一弾として発表されました。

このシングルから、Janne Da Arcはインディーズ時代以来となるセルフプロデュース体制へと移行しました。これは、バンドの音楽的な方向性をより深く追求し、自分たちのサウンドを確立するための大きな決断でした。また、2作連続でノンタイアップシングルとなったことも、バンドの自主性を強調する要素となっています。

初回生産分には、2003年10月2日にZepp Tokyoで開催された『2003 tour “DAZE”』の東京公演を収録した豪華な52ページのライブフォトブックが同梱されました。この特典は、当時のライブの熱気をファンに伝える貴重なアイテムとなり、大きな話題を呼びました。通常盤には、シークレットトラックとして「桜」のアコースティックバージョンが収録されています。これは、通常のバンドサウンドとは異なる一面を聴かせ、ファンにとって嬉しいサプライズとなりました。

「FREEDOM」は、オリコンチャートで初登場4位を獲得し、Janne Da Arcにとって初のトップ5入りという快挙を達成しました。この成功は、バンドの新たな音楽性がファンに受け入れられたことを示しており、その後の活動に大きな弾みとなりました。

収録曲は以下の通りです。

1. FREEDOM
作詞・作曲：yasu、編曲：Janne Da Arc
アメリカのロックを強く意識した楽曲で、yasuのパワフルなボーカルと、バンドの演奏力が際立っています。偶然にも、タイトルはドラムのshujiが以前所属していたバンド名と同じであり、メンバーにとっても思い入れのある曲となっています。
2. survive?
作詞・作曲：kiyo、編曲：Janne Da Arc
キーボードのkiyoが作詞作曲を手掛けた楽曲で、独特の世界観とメロディーが印象的です。バンドの音楽性の幅広さを感じさせる一曲となっています。
3. 桜(acoustic version)
作詞：yasu、作曲：ka-yu、編曲：Janne Da Arc
通常盤のみに収録されたアコースティックバージョンで、原曲とは異なる落ち着いた雰囲気で、楽曲の新たな魅力を引き出しています。

このシングルには、Janne Da Arcのメンバー全員が参加しています。
yasu（ボーカル）
you（ギター）
ka-yu（ベース）
kiyo（キーボード）
shuji（ドラムス）

「FREEDOM」は、以下のアルバムにも収録されています。
ARCADIA (#1)
SINGLES 2 (#1)
Janne Da Arc MAJOR DEBUT 10th ANNIVERSARY COMPLETE BOX (#1)

このシングルは、Janne Da Arcがセルフプロデュースに移行し、新たな音楽性を模索し始めた重要な作品として、多くのファンに愛されています。

もう一度検索