FULL JUMP

愛内里菜の13作目のシングル「FULL JUMP」は、2003年にリリースされ、彼女のキャリアにおける重要なターニングポイントとなりました。この楽曲は、日本テレビ系野球中継『THE BASEBALL 2003』の主題歌として起用され、その疾走感あふれるメロディと、前向きな歌詞が、野球ファンのみならず幅広い層の支持を集めました。

「FULL JUMP」は、愛内里菜自身が作詞を手掛け、作曲は輝門が担当。編曲は三輪緑が手掛けました。また、当時読売ジャイアンツの選手であった二岡智宏とのデュエットバージョンも制作され、野球中継のテーマソングとしての話題性を高めました。このデュエットバージョンは、「RINA AIUCHI featuring TOMOHIRO NIOKA」として非売品CDが制作されています。

この楽曲で、愛内里菜は2003年の『NHK紅白歌合戦』（第54回）に初出場を果たしました。紅白歌合戦では、巨大で派手な衣装を身にまとい、「FULL JUMP」を熱唱。発表順番は3組目で、対戦相手は同じく2003年初出場のEXILEの「Choo Choo TRAIN」であり、フレッシュな対決として注目を集めました。

カップリングには、「HIMAWARI」が収録されています。作詞は愛内里菜、作曲は宝仙明伽音が担当。編曲はコリエンタリズムが手掛けています。

「FULL JUMP」は、以下のアルバムに収録されています。

A.I.R
Single Collection
ALL SINGLES BEST 〜THANX 10th ANNIVERSARY〜
GIZA studio presents -Girls-
* THE BASEBALL 2003 バトルボールパーク宣言“FULL JUMP”

また、リミックスバージョンとして「FULL JUMP "Full throttle mix"」も制作されています。

「FULL JUMP」は、愛内里菜の代表曲の一つとして、現在も多くのファンに愛され続けています。彼女のエネルギッシュな歌声と、楽曲に込められたメッセージは、聴く人に勇気と希望を与えてくれます。

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