Feel All Right

TWINZER - Feel All Right

TWINZERの2枚目のアルバム『Feel All Right』は、1994年にリリースされました。このアルバムは、ギタリスト松川敏也が在籍していた時期の楽曲を中心に構成されており、彼らの音楽性の幅広さを示す作品となっています。

アルバム内容

アルバムには、シングル「DON'T FORGET YOU」のアルバムバージョンを含む全11曲が収録されています。特に注目すべきは、「想い出は抱きしめられない」で、この曲は関西テレビ系「愛と疑惑のサスペンス」のエンディングテーマとして使用されました。サウンドトラックでは最高16位を獲得しています。また、5枚目のシングル「PLACE FOR TWO」と同時発売されたことも話題となりました。

収録曲について

アルバム収録曲はバラエティに富んでおり、各楽曲ごとに異なる魅力を持っています。

DEAR MY LOVE
想い出は抱きしめられない
激しい雨に打たれ
GLORY
Our Love Story
PLACE FOR TWO
All Right
今なら すべてを
I still love you
WALK ON
DON'T FORGET YOU (Renewal Version.)

CDジャーナルの評価

CDジャーナルは、『Feel All Right』を「渇いたアコースティックの香りまでと口ずさみやすいメロディラインを生かしたマニアックなロック的な作りが成されているクオリティが高い重厚な1枚」と評価しています。この評価は、アルバムの持つ多様な音楽性と、それを支える高い演奏技術を的確に捉えていると言えるでしょう。

参加アーティスト

アルバムには、TWINZERのメンバーである生沢佑一（リードボーカル、コーラス）と松川敏也（ギター、ベース）の他に、以下のアーティストが参加しています。

徳永暁人 (ベース)
岡沢茂 (ベース)
小野塚晃 (DIMENSION) (オルガン、エレクトリックピアノ)
増田隆宣 (オルガン、エレクトリックピアノ)
続木力 (ブルースハープ)
鈴木康志 (コーラス)
高原裕枝 (コーラス)

これらの豪華なゲストミュージシャンが、アルバムのサウンドに更なる深みを与えています。

『Feel All Right』は、TWINZERの音楽性を堪能できるだけでなく、90年代の日本の音楽シーンを代表する作品の一つとして、今もなお多くの音楽ファンに愛され続けています。ビーイング系のサウンドが好きな方にもおすすめです。

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