Femme Fatale (加藤ミリヤのアルバム)

加藤ミリヤの10枚目のオリジナルアルバム『Femme Fatale』は、2018年6月20日にリリースされました。前作『Utopia』から約1年1か月ぶりとなる本作は、彼女の音楽性の進化と深化を強く感じさせる作品となっています。

アルバムには、過去の代表曲を大胆に再構築した「新約ディアロンリーガール feat. ECD」や、映画主題歌として話題を呼んだ「ROMANCE」、そしてJP THE WAVYとの異色のコラボレーションが実現した「顔も見たくない feat. JP THE WAVY」など、話題性に富んだ楽曲が多数収録されています。

さらに、今作では、アンダーグラウンドシーンで絶大な支持を集めるChaki Zuluや、KOHHのDJとしても知られるRIKI、さらには「Love Forever / 加藤ミリヤ×清水翔太」のトラックを手掛けたShingo.Sなど、多様なバックグラウンドを持つクリエイター陣とのコラボレーションが実現。それぞれの個性がぶつかり合い、新たな化学反応を生み出しています。

初回生産限定盤には、ミュージックビデオとスペシャルメイキング映像を収録したDVDが付属。さらに、オリジナル限定ジャケットとLPサイズジャケット仕様という豪華な特典も用意されています。また、初回仕様特典として、ミニポスター仕様のブックレットも封入されています。

アルバムリリース後には、全国ツアー「CELEBRATION tour 2018 supported by KAWI JAMELE」を開催し、全国16都市で熱狂的なパフォーマンスを繰り広げました。

収録曲は以下の通りです。

1. Femme Fatale
2. I HATE YOU
3. 私の名はイノセンス
4. 貴方はまだ愛を知らない
5. Funny Love
6. あたしの細胞
7. 新約ディアロンリーガール feat. ECD
8. 顔も見たくない feat. JP THE WAVY
9. KING / QUEEN
10. オンリー・ロンリーマン
11. Don’t let me down
12. BURN
13. ROMANCE (Album Ver.)

特に注目すべきは、Chaki Zuluがプロデュースした「Femme Fatale」や、RIKIがプロデュースした「オンリー・ロンリーマン」など、各クリエイターの個性が際立つ楽曲です。また、「ROMANCE (Album Ver.)」は、映画『ラブ×ドック』の主題歌として書き下ろされた楽曲であり、アルバムバージョンとして新たな魅力を放っています。

『Femme Fatale』は、加藤ミリヤの新たな一面を垣間見ることができる、挑戦的な作品と言えるでしょう。彼女の音楽に対する情熱と、常に進化し続ける姿勢が、このアルバムには凝縮されています。

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