Figma

figma（フィグマ）

figmaはマックスファクトリーが開発し、グッドスマイルカンパニーが販売するアクションフィギュアのシリーズです。このシリーズは、可動性と美しさを兼ね備え、多彩なキャラクターを忠実に立体化することを目的としています。

概要

figmaシリーズは、2008年2月に発売された「001 長門有希 制服Ver.」を皮切りに、2023年10月時点で200点以上の商品がラインナップされています。シリーズのキャッチコピーである「よくうごく、キレイ。」に示されているように、各フィギュアは非常に洗練された可動域を持ちながら、モデルとなるキャラクターの魅力を忠実に再現しています。表情や手首、付属品もバラエティ豊かで、他の商品のパーツが同梱されていることもあります。

その価格設定も魅力の一つで、高品質の造形と塗装を維持しつつ、2500円前後という手頃な価格帯で提供されています。特に2008年4月以降は、毎月2体の新作フィギュアが発売されるよう計画されており、商品数は増加の一途を辿っています。初年度には、わずか10ヶ月で100万個の出荷を達成し、特にアニメやゲームの女性キャラクターが中心となるラインナップが展開されてきましたが、最近では男性キャラクターや実在の人物も積極的に商品化されています。

商品仕様

figmaの特徴は、特別に設計されたジョイントシステムにあります。このジョイントには、異なる素材が使用されており、「ヌルッと動いてピタッと止まる」というキャッチフレーズの通り、可動性とポージングの保持が両立されています。また、服や鎧の一部には軟質素材が使われており、その結果、フィギュアの可動性が確保されています。

さらに、figmaはそれぞれに専用のスタンドが付属しているため、複雑なポーズも容易に楽しむことができます。独自のジッパー付き収納袋も付いており、他のアクションフィギュアにはない特徴的な設計がなされています。しかし、その高い可動性に伴い、ジョイントが破損しやすく、胴体部分の関節交換が難しいというデメリットも発生しています。とはいえ、破損した際にはパーツの請求や交換が可能で、Amazonでは一部パーツの単品販売も行っています。

ラインナップ

figmaの製品は、開発順にナンバリングされますが、必ずしもその順番通りに発売されるわけではありません。シリーズには、一般商品として流通する「figma」と、特典やタイアップ商品として手に入る「figma SP」、イベントや通販限定の「figma EX」、観賞用に特化した「figFIX」など、様々なバリエーションがあります。

さらに、「di:stage（ディステージ）」はfigmaを立体的に展示するためのディスプレイユニットで、様々な拡張パーツや情景セットが展開されています。「ex:ride（エクスライド）」は、figmaに対応した乗り物を製作するシリーズで、様々な形状の乗り物がラインナップされています。

キャンペーンとCM

figmaは、定期的に様々なキャンペーンを実施しています。特に新作フィギュアに特典が付くことが多く、ファンからの人気を集めています。また、シリーズの知名度向上のために、テレビCMを放送することもあり、ナレーションを声優陣が手掛けています。

結論

figmaは、その卓越した可動性や美しさに加え、手頃な価格で素晴らしい体験を提供するアクションフィギュアシリーズです。多様なラインナップや独創的な商品構成により、コレクションとしても遊びとしても楽しめるようになっています。

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