Gポテト

gポテトについて

gポテト（ジーポテトまたはガーラポテト）は、日本のガーラグループが運営していたオンラインゲームポータルサイトです。2006年10月2日にサービスを開始し、最初は株式会社ガーラが管理していましたが、2008年7月1日からはガーラジャパンがその運営を引き継ぎました。残念ながら、2018年2月28日にはサービスを終了しました。

会員数と特徴

2011年11月14日時点で、gポテトの全世界における会員数は2066万人、国内では69万人に達していました。ただし、各国のgポテトサービスは独立しているため、たとえば日本で取得したgポテトIDは他国では使用できません。

gポテトでは、すべてのゲームは基本プレイが無料で、ゲームアイテムが有料で販売されるモデルを採用していました。このポータルサイトを利用することで、ユーザーはgポテトIDを使ってさまざまなゲームを楽しむことができ、また共通の電子通貨「gポテト」を使ってアイテムを購入することができました。100gポテトは100円で購入可能でした。

サービス概要

gポテトは主にMMO（多人数同時参加型オンラインゲーム）を提供しており、ユーザーはgポテトIDを使ってさまざまなタイトルを楽しめるようになっていました。最初のゲームは「Rappelz」で、その後「ストリートギアーズ」などが追加されました。しかし、最初は「Rappelz」のみの提供だったため、gポテトポータルサイトはその後、ストリートギアーズのティザーサイトの公開時に独立して立ち上げられることになりました。

このポータルでは、ブラウザゲーム以外のタイトルはクライアントから起動する形式であったため、わざわざポータルサイトを訪れる必要性は薄かったのが実情です。また、コミュニティ機能は各ゲームの個別ホームページに実装されていたため、gポテト単体でのコミュニティ機能は存在しませんでした。

提供されていたゲーム

gポテトで提供されたゲームには、ガーラグループの幅広いタイトルがあり、「Rappelz」や「フリフオンライン」は、いずれもガーラグループの傘下にあるGala Labが開発した作品でした。また、他社が開発したゲームのチャネリングサービスも行っていました。以下は主なゲームの歴史です。

歴史

• - 2006年10月2日: Rappelzオープンβサービス開始。
• - 2007年5月7日: ストリートギアーズのティザーサイトオープン。
• - 2008年7月1日: gポテトがガーラジャパンに運営移管。
• - 2011年6月8日: IL:Soulbringer正式サービス開始。
• - 2018年2月28日: gポテトサービス終了。

gポテト通貨

gポテトは、ゲーム内アイテムを購入するための電子通貨としても使用されました。決済手段には、WebMoney、クレジットカード、NetCash、ビットキャッシュ、Edyやドコモケータイ払いなどがありました。しかし、gポテトは他者への譲渡や売買はできず、180日間使用されない場合には自動的に消滅してしまうという特性がありました。

サポートと運営

ユーザーサポートは各ゲームごとに異なり、gポテトのサポート窓口も存在しました。この窓口では、アカウントや課金に関するトラブルの相談を受け付けていました。サポートポリシーは公式サイトに掲示され、各ゲームのサポートはこのポリシーに基づいて行われていました。

世界のgポテト

gポテトは、ガーラの各国グループ会社によって運営されており、アメリカ合衆国、ヨーロッパ、ブラジル、韓国など、さまざまな地域でサービスを展開していました。日本市場においては、ガーラジャパンが運営を行い、国内のユーザー向けに特化したサービスが提供されました。

このように、gポテトは日本国内外で多くのオンラインゲームファンに愛され、長い歴史を持つポータルとして記憶されています。

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