GLADIATOR × DEMOLITION

GLADIATOR × DEMOLITION 大会レポート：関西格闘技界の激突

2018年6月3日、大阪府大阪市東成区民センターにおいて、総合格闘技イベント『GLADIATOR × DEMOLITION』が開催されました。この大会は、関西を中心に活動する2つのMMA団体、GLADIATORとDEMOLITION（DXFC）による対抗戦という、注目を集めるカードが実現したイベントでした。

大会を彩る熱戦

全12試合のうち8試合がGLADIATORとDEMOLITIONの対抗戦として組まれ、両団体の選手たちが自団体の威信をかけて激しくぶつかり合う、まさに団体対抗戦らしい盛り上がりを見せました。

メインイベントでは、DXFCウェルター級王者グッドマン田中選手と、元GLADIATORミドル級王者中村勇太選手という、両団体を代表する実力者同士の対戦が実現しました。セミファイナルでは、第3代GLADIATORバンタム級王者角田成健選手の引退に伴い空位となった王座を懸け、中澤伸悟選手とじゅん選手が激突しました。

これらの注目カード以外にも、各階級でGLADIATORとDEMOLITIONの選手たちがしのぎを削る熱戦が繰り広げられました。フライ級、フェザー級、バンタム級、ライト級と様々な階級で試合が行われ、それぞれの選手が持ち前の技術と闘志を爆発させました。

試合結果詳細

以下に、各試合の結果を詳細に記述します。

オープニングファイト フライ級: 杉原光世選手が田中勇人選手をリアネイキドチョークで一本勝ち(1R 3:17)
オープニングファイト フェザー級: 楠本忍選手が塩田和哉選手を三角絞めで一本勝ち(1R 1:50)
第1試合（GLADIATOR×DEMOLITION対抗戦）バンタム級: 四至本ジョリー竜馬選手が井口翔太選手をドクターストップで勝利(2R 0:01)
第2試合（GLADIATOR×DEMOLITION対抗戦）フェザー級: 中川皓貴選手が北崎拓実選手に判定勝利(2-1)
第3試合（GLADIATOR公式戦）ライト級: 別府敬祐選手が野副忠佑選手に判定勝利(2-1)
第4試合（GLADIATOR×DEMOLITION対抗戦）バンタム級: 吉野光選手が上野暢彦選手をアームロックで一本勝ち(1R 0:26)
第5試合（GLADIATOR×DEMOLITION対抗戦）フライ級: 横溝和也選手が、大崎勝海選手をTKOで勝利(1R 1:27)
第6試合（GLADIATOR×DEMOLITION対抗戦）バンタム級: 瀧口脩生選手が前川大輔選手をTKOで勝利(1R 1:09)
第7試合（DXFC公式戦）ウェルター級: 堂垣善史選手がイケ・クリス選手を腕ひしぎ十字固めで一本勝ち(2R 0:53)
第8試合（GLADIATOR×DEMOLITION対抗戦、GLADIATORフライ級次期挑戦者決定戦）: NavE選手が上嶋佑紀選手をリアネイキドチョークで一本勝ち(2R 4:31)
第9試合（GLADIATOR×DEMOLITION対抗戦、GLADIATORバンタム級王座決定戦）: じゅん選手が中澤伸悟選手をTKOで勝利(1R 3:19) ※じゅん選手が第4代GLADIATORバンタム級王者に
第10試合（GLADIATOR×DEMOLITION対抗戦、DXFCウェルター級タイトルマッチ）: 中村勇太選手がグッドマン田中選手をリアネイキドチョークで一本勝ち(1R 1:06) ※中村勇太選手が第4代DXFCウェルター級王者に

大会を締めくくる言葉

GLADIATOR × DEMOLITIONは、白熱した試合の数々と、新たな王者誕生というドラマチックな展開で幕を閉じました。関西格闘技界の未来を担う多くの選手たちが、それぞれの技と闘志を燃やし尽くした、記憶に残る大会となりました。今後の活躍にも期待がかかります。

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