GLORIOUS (東京スカパラダイスオーケストラのアルバム)

東京スカパラダイスオーケストラの『GLORIOUS』

2018年3月14日、東京スカパラダイスオーケストラから発売されたアルバム『GLORIOUS』は、同バンドの21作目となるオリジナルアルバムです。本作は、様々なジャンルからインスパイアを受けた楽曲の数々が収録されており、聴く人に新鮮な音楽体験を提供しています。

アルバムの概要

『GLORIOUS』は、特に注目すべき点として、斎藤宏介やEmicida、iLe、FPM、TOSHI-LOW、大沢伸一といった豪華なゲストアーティストが参加しているところです。これらのアーティストとのコラボレーションによって、アルバム全体に豊かな音楽的バリエーションが生まれています。

さらに、今回はCD+Blu-rayの初回限定盤、CD+2DVDの初回限定盤、そしてCDのみの通常盤という3形態で発売されています。特に、Blu-ray/DVDには、2017年のLATIN AMERICA TOURのライブドキュメンタリーや、日本で行われたホールツアーの模様が収録されており、ファンにとっては貴重な映像資料となっています。

収録曲の紹介

このアルバムには、全15曲が収められています。まずは、タイトル曲である「Glorious」。この曲は、谷中敦が作詞・作曲を手掛け、彼の力強いボーカルが特徴です。その次に位置する「白と黒のモントゥーノ」では、斎藤宏介のボーカルが印象的な作品となっており、沖祐市の作曲による濃厚なサウンドが聴きどころです。

「The Battle of Tokyo」は、NARGOが作曲し、バンドの持ち味を最大限に発揮した楽曲です。また、iLeが参加した「Te Quiero con Bugalú」も見逃せないトラックで、彼女の特徴的な声とラテン音楽のリズムが融合して、新たな魅力を放っています。

「Believer feat. Emicida and Fióti」は、FPMリミックスによる楽曲で、トライバルなビートが心を躍らせます。他にも、TOSHI-LOWがボーカルを務める「野望なき野郎どもへ」や、感情豊かな「True Heart」など、多彩な作品が並びます。

特典映像

初回限定盤には、特典としてLATIN AMERICA TOUR 2017 “NO BORDERS”のライブドキュメンタリーが収録されており、ツアーの裏側やファンとの交流の様子が垣間見えます。また、2017年のホールツアー「TOKYO SKA Has No Border」からのパフォーマンスも含まれ、東京スカパラダイスオーケストラのライブの魅力を余すところなく楽しむことができます。

結論

『GLORIOUS』は、多彩なアーティストとのコラボレーションによる新しい音楽の境地を開いた作品です。東京スカパラダイスオーケストラの意欲的な取り組みと、さまざまなリズムやメロディが交錯するこのアルバムは、音楽ファンにとって必聴の一枚となることでしょう。

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