『GO!GO!サタデー/サンデー』の概要
『GO!GO!サタデー/サンデー』は、
2017年4月から
2020年11月までの間、
STVラジオで放送されていた午後のワイド番組です。この番組は、北海道日本ハムファイターズの全公式戦を完全生放送で中継するためにスタートしました。特に、土曜日と日曜日に放送されるはずの試合に合わせて、番組の編成が調整されるスタイルが取られました。
番組構成
基本的な放送時間は午後の時間帯にあり、ナイターイン期間中は『STVファイターズLIVE』に合わせて放送時間を変更することがありました。土曜日の放送では、従来の『ウイークエンドバラエティ 日高晤郎ショー』の時間を短縮し、その枠で試合中継を行うという新たな取り組みがなされました。また、15時台には中央競馬の実況を挿入し、さらに試合開始時刻に応じて放送内容を調整する柔軟な構成となっていました。
このような放送形態は、当日中継されるデーゲームの中止についても対応可能で、試合が中止された場合はその枠を本番組に充てることができました。このように、『GO!GO!サタデー/サンデー』は単なる中継番組ではなく、様々なコンテンツを織り交ぜた多様な番組を目指していました。
パーソナリティの変遷
この番組では最初にSTVアナウンサーの吉川のりおがディスクジョッキーを務めましたが、次第にパーソナリティが固定化され、土曜日は
永井公彦、日曜日は藤井孝太郎が担当するようになりました。特に2019年以降は、曜日ごとに異なるアナウンサーが独自のスタイルで番組を盛り上げる役割を果たしました。ナイターシーズン中の
2020年には、新型コロナウイルスの影響で放送形態が変更され、放送時間も短縮されるなどの影響を受けましたが、基盤はしっかりと維持されていました。
姉妹番組と関連番組
『GO!GO!サタデー/サンデー』は、関連番組として『GO!GO!コンサドーレ』が土曜日の早朝に放送されていました。この番組は、
北海道コンサドーレ札幌を特集し、サッカー解説者の野々村芳和がパーソナリティを務め、吉川もアシスタントとして出演していました。さらに、コンサドーレ戦の中継も不定期で行われており、スポーツに根ざした多様な番組が展開されていました。
終焉とその影響
2020年11月をもって『GO!GO!サタデー/サンデー』は放送を終了し、その後のナイターシーズンからは新たな番組が登場しました。このような変遷は、日本ハム戦の全公式戦完全生放送が行われていた方針をわずか4年で終焉させたことを示しており、放送局のスポーツ中継に関する方針の変化を感じさせるものとなりました。こうした背景を経て、
STVラジオは過去の放送スタイルへと戻ることとなりました。