GPSレシーバー

GPSレシーバー PSP-290 / PSP-290X

GPSレシーバー PSP-290 / PSP-290Xは、ソニー・コンピュータエンタテインメントが2006年12月7日に発売した、PlayStation Portable（PSP）専用の周辺機器です。このデバイスは、グローバル・ポジショニング・システム（GPS）の受信ユニットとして機能し、対応するPSPとソフトウェアを組み合わせることで、現在位置の測位が可能になります。価格は税込みで6,000円です。

基本的な機能

PSP本体を電源OFFにした状態で上部のUSB端子に接続して使用します。このGPSレシーバーを活用することで、PSPをカーナビとして利用したり、一部のゲームで特別な機能を楽しむことができます。特にナビゲーションソフトやGPS対応のゲームでは、地図情報や位置情報をリアルタイムで利用できるため、より高度な体験が得られます。

対応ソフトウェア

2006年

• - プラネタリウムクリエイター ホームスター ポータブル （10月19日発売）: PSPの画面上で星空を表示し、GPSを活用して現在位置から見ることのできる星座を示します。
• - MAPLUS ポータブルナビ （12月14日発売）: 本格的なナビゲーションソフトで、GPSレシーバー同梱版も発売されました。
• - メタルギアソリッド ポータブル・オプス （12月21日発売）: 人気アクションゲームで、GPSを使用することで新しいキャラクターを入手できるシステムが導入されています。

2007年

• - みんなの地図2 （4月26日発売）: GPS機能を活用し、現在位置を確認できる他、Wi-Fiを使用して屋内や地下でも位置情報を取得可能です。
• - みんなのゴルフ場 （5月31日発売）: ゴルフゲームとして楽しめるだけでなく、実際のゴルフ場に出かけた際に現地の情報をガイドしてくれます。
• - プロアトラストラベルガイド （8月9日発売）: GPSに加えてPlaceEngineにも対応し、電波の届きにくい場所でも利用できるよう工夫されています。
• - メタルギアソリッド ポータブル・オプス+ （9月20日発売）: 前作からの改善点が盛り込まれ、GPSを活用することでより多くのキャラクター取得が可能になりました。

2008年

• - みんなの地図3 （4月24日発売）: ルート案内の範囲が拡大し、使いやすさが向上しました。付属の地図ディスクを用いることで、スムーズなスクロールが可能です。

2009年

• - MAPLUS ポータブルナビ3 （9月10日発売）: さらなる改良が施され、使い勝手が向上。
• - みんなのナビ （11月19日発売）: 充実したナビゲーション機能が搭載されています。

2010年

• - x-Radar Portable （1月25日配信開始）: 位置情報を使った新たな体験を提供するアプリケーションです。

まとめ

PSP-290 / PSP-290Xは、ナビゲーションやゲームの体験を飛躍的に向上させるデバイスであり、対応ソフトウェアも多彩です。このGPSレシーバーを通じて、ユーザーは新しい形のエンターテインメントを楽しむことができます。PSPの可能性を広げるこの周辺機器は、特に位置情報を活用したゲームやナビゲーションを希望する人々にとって、魅力的な選択肢となるでしょう。

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