Ghostnote

ghostnote (ゴーストノート)

ghostnoteは、2003年に岡山で結成されたロックバンドである。当初はアミューズに所属し、現在は東京を拠点に活動している。

概要

彼らの音楽は、静けさと激しさが絶妙に交錯するメロディーラインと、それを支えるようなリズミカルな演奏が特徴であり、各方面から高い評価を受けている。バンド名の由来は、楽譜には記載されない演奏音を意味する音楽用語「ゴーストノート」から来ており、音楽を通じて気持ちや目に見えないものを伝えたいという思いが込められている。

地元岡山では、アナログフィッシュ、LOST IN TIME、キャプテンストライダムといったバンドから対バンを熱望され、初のワンマンライブでは約180人を動員した。

2005年には自主制作盤「一等賞は赤のリボン」をリリースし、全国30公演を巡る「きもちはつたわる」ツアーを敢行。2006年には初の全国流通盤となる1stアルバム「初対面」を発表。同年には、日本工学院のCMソングとして使用された楽曲「スタート」を収録した2ndアルバム「すばらしき世界」をリリースした。

2008年5月にはSME Recordsからメジャーデビューを果たし、同年9月には2ndシングル「精一杯、僕らの歌」がテレビ東京系ドラマ『ウォーキン☆バタフライ』のオープニングテーマと、映画『フライング☆ラビッツ』の挿入歌に起用されるというタイアップを獲得。同年11月には、3rdシングル「I、愛、会い」がテレビ東京系アニメ『銀魂』のエンディングテーマとして使用され、オリコンウィークリーチャートで18位を記録した。

2009年1月にはメジャー1stアルバム「アイデンティティー」をリリース。同年、ファジアーノ岡山のイメージソングとして「夢」が採用された。

2010年には、5thシングル「ボクキミビリーバー」が、所属事務所であるアミューズの仲里依紗が主演を務める連続ドラマ『日本人の知らない日本語』の主題歌として使用された。

2011年には「ライブの年」と銘打ち、約150本にも及ぶ大規模な全国ツアー「きもちはつたわるツアー2011」を実施。2012年には、約3年ぶりのアルバム「きもちはつたわる」をリリースし、収録曲「a walk in the life」が「2012そうじゃ吉備路マラソン」のテーマソングに選ばれた。同年は年間170本以上のライブを敢行し、ライブ会場限定CD「私」をリリース。年末には全国12箇所でワンマンツアーも開催した。

2013年には、結成10周年を迎え、インディペンデントな活動方針を選択。レーベルを“T”RUST OVER 30 recordingsに移籍し、同年から鈴木諒介がギタリストとしてサポート参加。自主企画「真心クロニクル」を開始し、ワンコインシングル「少女C」をタワーレコード限定でリリース。ghostnote×CHERRY NADE 169×Halo at 四畳半カップリングツアー「4つの点を線にして」も実施した。

2014年には、各地のフェスティバルイベントに出演。7月のワンマンライブでサポートギターの鈴木諒介が正式加入。全国TSUTAYA限定レンタルコンピレーションCD「ツタロック dig」にも参加した。

2015年には、倉敷音楽祭公演「オリジナル創作ROCKミュージカル『輝き丸〜KAGAYAKIMARU〜』」の音楽を担当。ミニアルバム「ぼくトキみのコト」を全曲フリーダウンロード形式で発表し、約3年ぶりのアルバム「やめてしまいたい」をリリースした。

メンバー

大平伸正（おおひらのぶまさ）：ギター、ボーカル
佐藤慎治（さとうしんじ）：ベース、コーラス
中村勇介（なかむらゆうすけ）：ドラムス、コーラス
鈴木諒介（すずきりょうすけ）：ギター、コーラス



彼らの音楽は、様々なタイアップやイベント出演を通じて、幅広い層に届けられている。

もう一度検索